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先々のことを考えすぎてしまうあなたへ

【オ・ト・ナの絵本】、第2回のテーマは

先のことをアレコレ考えすぎてしまう大人に向けておススメの絵本をご紹介しました。

先々のことを「あぁなったらどうしよう」と、悪い方向に考えすぎてしまって、自分で自分にプレッシャーをかけてしまっていませんか?

何事も「成功イメージ」を持つことが大事ですよね!

わかってはいますが、私も心配性で、いつも失敗を恐れています( ;∀;)

そこでオススメする絵本は、こちらです☆

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『ゴムあたまポンたろう』(童心社) /長新太・作

定価1,430円 (本体1,300円+税)
初版:1998年3月25日
判型:B5判/サイズ:26.6×19.1cm
頁数:32頁

ナンセンスの神様という異名を持つ、長新太(ちょうしんた)さんの作品です!

長新太さんはちょっと不思議でユーモラスな世界観の絵本を数多く遺し、2005年に亡くなりました。
主な作品に『へんてこライオンシリーズ』や、『ごろごろにゃーん』などもあります。

ゴムあたまポンたろうは1998年の作品です。タイトルもさることながら、表紙の絵からいきなりショッキングですよね!
ショッキングピンクの空・・・無表情のポン太郎・・・・・。

さすがナンセンスの神様です。

では、あらすじをご紹介。

山にポンとぶつかって、ボールのように空をとぶゴムあたまポンたろう。ゴムでできた頭は、どんなものにあたってもいたくありません。山にポン!とぶつかって、とんでいった先には、バットのような角をはやした大男がひるねしていて……。
バラの花畑や、おばけの町、ジャングル、サバンナなど、世界を旅するポンたろうのふしぎな世界一周の旅。(童心社HPより)

この絵本を読むときに心してほしい事があります!

とにかく、あまり深く考えないでください。
考え始めたら、ダメ!
例えば「なんでいきなりポン太郎が飛んでくるんだろう?」とか「なんでこんな不思議な人間が存在するのだ」とか、「そもそもどういう経緯でゴム頭になったのだろう」とか!そんなのは気にしなくていいこと!
そこを考えてしまうのが大人のよくない癖かもしれません。
すべてが長新太ワールドなので、その世界にどっぷり浸ってください。

そうすれば、「何事も、なるようになるさ~」と思えます!
ゴムあたまポンたろうの生き方を見ていると、ときには物事の流れに身を任せみるのもいいかなと思えます。思いがけない方法でまわりの人が助けてくれたり、ラッキーなことが起こったりするかもしれませんね。

このように、大人にお薦めする絵本を毎週1冊ピックアップする【オ・ト・ナの絵本】のコーナーは、HBCラジオ『アフタービート』毎週木曜日16時50分頃からお送りしています。

番組宛てに、リスナーさんから嬉しいお葉書も届きました。

『私はスマホやパソコンを持っていないアナログ人間なので、アプリの紹介などされてもいつもかやの外でした。ラジオ番組でこういう常設のコーナーができて本当に本当に嬉しいです!これから木曜が更に楽しみになりました。頑張ってくださいね。』(一部抜粋)

など、絵本が好きな方からのお便り嬉しかったです。

そして、絵本に興味がない人にも少しでも「おやっ?」と思ってもらえるようなコーナーを目指していきますので、楽しみにしていてくださいね♡

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