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映画「キャビン」感想

■ はじめに

 ホラー映画「キャビン」についての感想をまとめておりますが、筆者はホラー映画はギャグだと思っている情緒死亡ヒューマンです。そのため、ホラー映画の醍醐味である「怖がる」という感想はほぼ出てきません。
初めに結論を書いちゃいますが、めちゃくちゃ楽しく視聴出来ました。大好きな作品です。そして、ホラーをギャグとして観てキャッキャ喜んでる感想のため、ご注意ください。


■ 視聴媒体

 みんな大好きAmazon Prime VIdeoで視聴可能です。見放題に入ってますので、プライム会員は無料で見れます。やったね!
私は吹替版で見ました。

・キャビン(吹替版)
https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B077H4PYPH/ref=atv_dp_share_cu_r
・キャビン(字幕版)
https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B01M21BUNE/ref=atv_dp_share_cu_r


■ 作品紹介

 ホラー映画でよく見かける設定の「学生数人が別荘に行き、そこで恐怖に襲われる」という典型的なパターン……かと思いきや、全く異なります。
最初から違和感がついてまわり、え、これ、つまり……となること請け合いです。えー、映画導入部分からかなりオープンに語られるので、ネタバレではないと判断して語っちゃいます。
本作、「映画でよく見かける設定の典型的パターンを仕組んだ組織がいる」という設定になっています。しかし、メタ的な展開なのに先が全く読めず、そこが面白い!

 Yahooに載ってるあらすじはこちら。

森の別荘へとやって来たデイナ(クリステン・コノリー)やカート(クリス・ヘムズワース)ら大学生の男女5人。彼らが身の毛もよだつような内容のつづられた古いノートを地下室で発見し、呪文を唱えてしまったことから、何者かが目を覚ましてしまう。一方、彼らの知らないところではその一部始終が監視され、コントロールされていたのだった。そして、何も知らない彼らに魔の手が忍び寄り……。

https://movies.yahoo.co.jp/movie/343391/story/

更に詳細に解説してしまうとネタバレになってしまうので、それは後述します。


■ 言い回しが最高に面白い

 私は吹替版を視聴しましたが、どのキャラクターも言い回しが最高に面白いです。会話のテンポがよく、言い回しが面白く、真面目なのにどこか笑えてしまう。
学生側も組織側もキャラクターが立っていて魅力的なのでみんな大好きになっちゃう。


■ ホラーはギャグ

 本作を作ったスタッフは絶対に主張してると思います。「ホラーはギャグ」だと。
キャラクターや言い回しからも見て取れますが、演出や展開など、様々な手法で驚かせ、笑わせてくれました。
まあそれは私が情緒死亡ヒューマンだからかもしれませんが、知人にこれを勧めたところ、みんな面白がってたのでたぶんギャグのはずです。






~~~~ネタバレするよ~~~~





■ ネタバレあり感想

 組織が「学生たちを使って自らが死ぬ原因(呪いやモンスターなど)を選ばせる」ところから恐怖体験が始まるのですが、展開が全く読めませんでした。

組織のメンバー達が「何を選ぶか」を賭け事にしてるのも面白いし、選ばれたモンスターの活躍シーンも面白いし、学生たちにそれぞれ役割を当てはめてるのも面白いし、学生たちが組織に仕返しするのも面白いし、モンスターが溢れかえるのも面白いし、モンスターが溢れかえってるにも関わらずモンスターVSモンスターじゃなくて、協力して人間ぶっ殺モンスター同盟になってるのも面白いし、賭け事で半魚人推しの人の最後のセリフが「半魚人か~~!」もほんと爆笑したし、ジャパニーズ除霊方法にめちゃ笑ったし、オチがしんみり(たぶん作品の中では一番しんみり)してるのも面白いし、でも最終的なオチってそっち行っちゃうの~!?って感じで面白いし。

 何が言いたいかと言うと、次に何が起きるのかただワクワクして観続け、怒涛の展開を浴びせ続けられ、めちゃくちゃ興奮しました。本当に面白かったです。大好き。
どこに向けてオススメしていいか分かりませんが、ホラーをワハハと笑いながら観れる方には是非観ていただきたい作品です。オススメ!

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