#研究報告書 地方観光DX×the Port kakegawaゲーム部×海外ワーケーション【私の働き方実験】
本記事は、ランサーズ新しい働き方LABの「研究員制度」第3期において私、
葉月へちまが行う「働き方実験」についてまとめた最終報告書です。
◆実験の目的・背景・検証内容
第3期で私は指定企画の
地方観光DX
【まちづくり実験室】the Port kakegawa/ゲーム部
海外ワーケーション
に合格しました。
詳しい経緯は下記、研究計画書をご参照ください。
私が参加する3つの指定企画の実験テーマが下記です。
【地方観光DX】フリーランスチームで、全国各地の活性化プロジェクトをいくつ手がけられるか?
【まちづくり実験室】共創型の場づくりを通じて、地方のまちを豊かにすることはできるのか?
【海外ワーケーション】海外で働く・学ぶ・遊ぶを通じて人生観や価値観に変化は起きるか?
今期の研究で私は、「積極的に各指定企画の実験に関わることで、私自身の成長に繋げて仕事に活かせるスキルを磨く」という個人目標をもとに、半年間活動しました。
◆研究活動の概要
○当初想定の活動スケジュール
6月:各キックオフ・バンコク/ダナン海外ワーケーション・プロポーザル案件応募
7月:ゲーム部の企画を具体的に立てる・海外ワーケーション顔合わせ/体験共有
8月:ゲーム部現地調査/ミーティング・地方観光DX通った提案を具体的に進める
10月:ゲーム部イベント実施・ニューヨーク海外ワーケーション?
12月:最終報告書作成
○実際の活動スケジュール
6月:各キックオフ参加・バンコク/ダナン海外ワーケーション・プロポーザル案件3件提案
7月:ゲーム部の企画会議・海外ワーケーション顔合わせ/体験共有・共有された地方創生チームメンバーに3件立候補
8月:ゲーム部現地調査・共有された地方創生チームメンバーに2件立候補・地方創生イベントに参加
9-10月:ゲーム部「妖怪商店街」のミーティング・ナレーション収録・掛川百鬼夜行参加
11月:地方創生イベント参加
12月:最終報告書作成
概ね想定通りのスケジュールで進行しましたが、各チームの活動に参加した時期にバラつきがあり、特に後半はあまり企画メンバーと関わることができませんでした。
◆実験結果
【地方観光DX】
プロポーザル案件3件提案⇒締切や内容面から具体的な動きにならず
共有された地方創生チームメンバーに5件立候補⇒案件が通らず(また、具体的に進行中のプロジェクトのスケジュールが合わなかったり、スキルを活かせる場面がなく、参加できず)
企画とは別に、個人で見つけた地方創生イベントに2件参加
今回の指定企画で感じたのは、「地方創生に興味がある」だけではチームの力にはなれないということでした。なんといっても、競合には地域を熟知した大きな企業がいたりしますからね。
案件を通す、また成立した案件を完遂するためには、もっと地方創生に関して勉強が必要だと感じました。
そこで後半は、研究員企画とは別に、個人で地方創生系のプロジェクトに参加しました。
【高萩未来構想LAB】
茨城県高萩市の地方創生プロジェクト「高萩が魅せる豊かな風景・日常のワンシーンを写真で切り取ろう」ということで、カレンダー製作に取り組みました。8月と9月に高萩市を訪れて地域の方への取材や写真撮影を行い、カレンダーのデザインをしました。
来年、2024年のカレンダーで3月・8月・10月に私の撮影した写真をもとにしたカレンダーが配布される予定です。
【北茨城アートプロジェクト】
「芸術によるまちづくり」を掲げて、様々な芸術にまつわる活動や取組・イベント等を実施している北茨城市。
1/28に「北茨城アートマーケット」というイベントの開催を予定しているということで、11/28にキックオフイベントに参加しました。
北茨城市に移住された芸術家さんや北茨城市の市役所の方、そして私と同じように地方創生に興味のある参加者が意見を交換しあい、地域が求めていることを知り、自分にできることを考える貴重な機会となりました。
実際に1/28のアートイベントに参加できるかはまだわかりませんが、クリエイターとして何かしらの形で今後も関わっていきたいと思える取り組みでした。
【まちづくり実験室・the Port kakegawa/ゲーム部】
8月に現地調査を行ったあとチームで意見を出し合い、ARの妖怪探しゲーム「妖怪商店街」を製作することに決定。
私はそのゲーム内で、発見した妖怪の解説をするナレーションを担当しました。
「場の活性化と自身のクリエイティビティ向上に取り組む部門」であるゲーム部で、ゲーム×仕事という形で声優としての自分のスキルを活かすことができ、とても貴重な経験となりました。
なにより「掛川百鬼夜行」へ足を運び、実際にイベントを楽しんでいる人たちを間近で見ることができたのが嬉しかったです。
百鬼夜行の様子についてはぜひ、↑のVLOGをご参照ください!
【海外ワーケーション】
海外ワーケーションでは6~7月にかけて、タイとベトナムに行ってきました。「海外ワーケーション」の実験結果の詳細は、下記中間報告をご参照ください。
なにより今回大きかったのが、
バンコクにはアヤトさん、ダナンにはUCさんがいらっしゃったことで初めて海外一人旅に挑戦できたこと
UCさんから、海外旅行記事の執筆というお仕事をいただけたこと
です。
確実にスキルアップに繋がったと感じましたね。
またワーケーション実施後は、研究員のえなさんからインタビューして頂きました!
7月の終わりには、
海外ワーケーションチームの顔合わせに参加。さっそくワーケーションでの経験を共有することができました。
以降、あまり企画に関わる時間がなく、後半尻すぼみになってしまったことが残念ではありますが、実は今年、年内最後の海外ワーケーションを計画しております。
研究期間外ですが、上記経験を活かして最後まで頑張りたいと思います(ちなみにサイパンにいる間に、海外ワーケーションチームの打ち上げがあるようなので、リモートで参加できたらと思ってます!)
◆研究に関する考察
3つのチームに合格したことで、各チームへの参加率にバラつきが出てしまいました。
しかし結果として自分なりの企画との向き合い方を考えることができ、3期全体目標である「人生の運転席に座る」を実行できたのではないかと考えます。
私は声優とライターという2つの仕事をしていますが、3つの企画を通して少しずつ自分のスキルを活かすことができ、自身の成長と自信に繋がりました。
◆全体振り返り
研究員制度に1期の頃から参加していますが1期の時は個人企画、2期の時にチームで動くことを経験し、3期ではチームを前提として自発的にどのようにチームと関わっていくかを学ばせて頂きました。
もともとチームプレイが不得意なこともあり、3期はその点での苦戦が反省点ではあります。が、それによりチームとの距離感というものが自分の中でも見えてきました。
なにより1~3期と続けて参加したことで、単発の活動として終わるものではないと身体がおぼえたからか、「来年はどう動こうか」と未来を見据えた行動がとれるようになりました。
研究員制度4期があるかはわかりませんし、あったとして合格できるかもわかりません(もし参加できるならぜひしたいですが!)
しかし人生の運転席に座った私は、これからは自らの力で進んでいけるでしょう。
というわけで半年間、ありがとうございました!