【何故、大切な臓器は一つしかないのだろう】421文字
胸に爆弾を抱えている恐怖。
毎日その爆弾が爆発しないか怯えてる。
何がきっかけで爆発するか分からない。
何故、大切な臓器は一つしかないのだろう。
予備として機能する臓器がもう一つあれば、
私はここまで怯えなくて済んだのだろうか。
失ったら困る臓器のはずなのに、
専門医も少ないから見つけるのに苦労する。
やっと見つけたと思っても、
症例が無いから病気ではない、と。
触診もレントゲンもエコーもとらずに終わる。
否定と否定を繰り返されて、
セカンドオピニオンどころじゃ済まない。
自分じゃ分からないからと他を紹介されることもないから、
次も自分で探さなければならない。
一人では動けないから、
動こうとすれば人を頼らなければならない。
何かをやろうとすると、
すぐに爆弾が動く。
爆発しないように慎重になれば、
悪戯に時間だけが過ぎる。
好きなことさえ出来ない。
感情が少しでも動くと、爆弾も動く。
私はあとどれくらい書き記すことが出来るのだろうか。
私はあとどれくらい生きられるのだろうか。
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