夢日記 1

 友人(知らん男)が家に遊びに行きたいと言った、別に構わないので一緒に家に向かう。
 道中は他愛の無い話をしていた、友人に恋人ができただとか、共通の友達(知らん人)がチョコレート食べすぎて分裂したとか、そんな話。

 家に辿り着いて扉を開けるとカブトガニが居た。

 一匹二匹の話ではない、兎にも角にも床一面蠢くカブトガニが居た。
 ミシリミシリと歩き回る音が一斉に鳴っている。

「ああもうそんな時期かぁ」

 友人はそう言って殺カブトガニ剤を振りまく。
 そうだ、そんな時期だ、とわたしも殺カブトガニ剤を振りまいた。

 

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