見出し画像

今更だけども11/2のコブクロライブレポ

はい。11/2のコブクロライブのレポです。
仕事をちゃっちゃか終わらせて、大阪城ホールに向かうべく駅に向かった私ですけれども、架線のトラブルの関係でJRが大幅遅延をしていて、

「新快速はまだまだ復旧の見込みがないので、大阪方面に向かう人は普通電車か快速電車をご利用ください」

とのアナウンス…。並走する私鉄だと確実に遅刻コース。快速なら最初の予定の時刻より30分遅れるけど開演時間には間に合いそう…。と思い快速電車に乗り込む。大阪駅に向かう途中の駅でも新快速は停車していて、車内アナウンスで「まだ復旧の見込みがないから、大阪方面にお急ぎの方は、このまま快速電車をご利用ください」と言われたので、心の中で(はーい)と返事をし、電車に揺られていた。

すると、とある駅の手前で停車。車掌のアナウンスで

「新快速が復旧したので、この電車は新快速が次の駅を発車するまでしばらく停車します」

と……。ざわつく車内。追い越す新快速。

は?

お急ぎの方は、この電車に乗れっつったよね?今、この車内にいる人、お急ぎだから快速に乗った人たち。
今、通り過ぎた新快速に乗ってる人、(ワンチャンに賭けた人除いて)多少遅れてもいいや。と思ってる人。

何故、そっち優先してるの?

あちこちから聞こえてくる「どう言う事やねん」という不満の声。そらそうだ。私だってそうだ。少しでも早く復旧させようとJR側も頑張ったんだと思うし、非常事態に情報が混乱していたのも分からないでもない。だが、なんとも言えないモヤモヤに支配される…。結局、お急ぎの方はこちらを利用してくださいと言われた快速は10分近く遅れ、確実に開演時間に間に合わない事が判明。
環状線に乗り換え、大阪城公園に着いたときに何人もの人が本気ダッシュをしていたが、気分が萎えてしまった自分は気持ち小走り。

だけど、10分遅れで到着した会場は、まだ始まっていなかった。

コブクロの二人は私を待ってくれていた

(違います)

そんなこんなで15分ほど押してスタート。

1.「Mr.GLORY」


一曲目は新曲からスタート。
明るくポップな感じで今までと雰囲気が違う気もするけど、なんて言うかストンと「あ、コブクロのライブが始まった」と感じる、音源よりもライブで映える…そんな感じの印象だった。

2.「今、咲き誇る花たちよ」


印象がガラリと変わって二曲目は「今、咲き誇る花たちよ」
大阪一日目に行った友人から【二人の声の調子が良かった】と言う話は聞いていたが、今日の二人の声の調子も良いと感じた。

MC


小「ようこそいらっしゃいました!コブクロです!」

テンション高く叫ぶ小渕さん。客席は全力で拍手。

小「コブクロの聖地、大阪城ホールへようこそ!」
小「ギターコーラスの小渕健太郎です!」

テンション高いまま、自己紹介する小渕さんにワザと反比例するようなひくーいテンション(のような声のトーンで)

黒「あ、ボーカル担当の黒田俊介です。どうぞよろしく」

と言った後に、急にトーンをあげて

黒「俺、今日はやるよ!!!」(バンド:ジャカジャーーーン!)
黒「皆知らんやろうけど、俺、昨日、むっちゃ調子よかってん。知らんと思うけど……むっっっちゃ良かってん(大事な事なので二度言ったw)今日もやるよ!!!!!」

小「でも、黒田さん。そう言う事言うとスベるやん?」
黒「お前、今日のシャツ…尾藤イサオさんやん」
小「尾藤イサオさん出て来た…。ていうか、なんで皆(会場)も『確かに…』みたいな空気だしてんの?」
黒「お前、そのシャツ滑ってんで」
小「作ったの!このツアーのために!」

そんな話を経て、改めて満員の客席を噛みしめるように見まわし

小「皆さん、本当によく来てくれました!会いたかった!もう、会いたかった会いたかった会いたかったイエス!き~み~に~だよ!」
黒「ふっっる!!!!!」

そして恒例?の立ち見→スタンド→アリーナ→全体と煽っていく。
コロナ禍を経て、フルキャパでライブが開催できることが本当に本当に感無量と言う感じで、何度も何度も挨拶とお礼を言っていた。

そんなテンション高くイエイイエイしている小渕さんをよそに、上手(小渕さん側)スタンドの客席に「どうも~」「黒田ですぅ」「どうも~」と挨拶をしている。

小「何してるん?」
黒「いや、可哀そうな小渕スタンドに挨拶をな(笑)」
小「なんやねん。その『可哀そうな小渕スタンド』ってwwwww」
黒「(客席に向かって)どうも~黒田ですぅ~。ごめんねぇ…ハズレの方当たったみたいで。次は、黒田スタンドが当たると良いですね」
小「……(下手側に歩いて)俺、こっち側来て大丈夫やんな?(会場拍手)」

上手花道でひたすら「黒田ですぅ~」という黒ちゃんと、上手で「ようこそ!」というコビィ…。なんて言うか…平和なカオスw

黒「俺、明日、御堂筋ランウェイに出るねん」
小「ダウンタウンさんも出るねん」
黒「お前、とんねるず派のくせにダウンタウン派みたいな言い方すんな」

その後、バンドメンバーとストリングスの紹介。

この時も妙なテンションの小渕さん。このテンションは、どうもこの日だけではなかったようなので今後のライブで直に見て下さい(笑)


3.「流星」


あの妙なハイテンションのMCから、どうやってこの曲の雰囲気に戻れたのか、今となっては思い出せない(笑)それくらいの落差がある(笑)

照明が凄く良い感じに『流星』の世界観を表現してて、めちゃくちゃ綺麗でした。

4.「ベテルギウス」


イントロを聞いただけじゃ何の曲か分からず、新曲か自分が履修してなかったレア曲か…と思ってんだけど、黒田さんが歌い出した瞬間に
え?ベテルギウスなん!?!?ってなった。
多分、同じような人はいっぱいいたと思う。大胆なアレンジで、全然違う曲のようになってた。

5.「Always (laughing with you)」


コブクロの二人の物語が絵本のように表現された一曲。
昔の二人をリアルタイムで知らないのに、そばで見守っていたような錯覚を覚えるような、そんな曲(伝われ)

MC


流星からAlwaysの曲紹介をして、「ライブはまだまだ続くので、どうぞ座ってください」と着席を促される。
しっとり曲タイムかな?と思いながら着席。

続いての曲は、久しぶりの曲です。と言ってはじまったのは

6.「恋心」
7.「恋愛観測」


心地いいメロディと二人の声が響きあって、会場が優しい空気に包まれた。
あー、ヤバい。この着席タイム……気持ち良すぎて眠くなるの私だけ?

いや、寝ないんだけどね。座ってるやん?二人のエエ声を目を閉じて堪能したいやん?優しいメロディと癒しの何かがあふれてる二人の声に包まれるやん?

眠くならない?(笑)

8.「あの太陽が、この世界を照らし続けるように。」


演奏を限界までそぎ落としたようなアレンジ。
歌詞を噛みしめるように、聞き手に最大限に何かを伝えるように一言一言を大切に歌い上げる黒田さん。
小渕さんも自分のパートを最小限…というか最大限に黒田さんの歌を引き立たせるようなコーラスだったように思う。

MC

恋心、恋愛観測、あの太陽~の曲紹介。

あの太陽~は、黒田さんが「優しく届けたい」と希望した事でリハーサルを重ね、今回のようなアレンジになったとの事。
コロナ禍や戦争で奪われた日常を思い、命の価値や歌の在り方を考えて、この選曲になった。と

小「もしも一度、すべての言葉がなくなった後、最初に産まれる言葉はなんだろう?それは、きっと誰かを傷つけるような汚い言葉ではない。そう信じたいと思った」

そんな言葉の後に続いたのは

9.「時の足音」

荘厳な雰囲気でイントロが聞こえて来た時、ベテルギウス同様、一瞬、何の曲か分からなかった。それくらい雰囲気が違う。
でも、迫力の中に元の曲の中にある優しさはそのままで、いやもうほんとに凄い(語彙力迷子)

余韻をたっぷり堪能し、続く曲は

10.「Days」

今回のツアーの代表曲とでも言うのかな?ツアータイトルの元になっている曲。
大サビに向かって少しずつバンドやストリングスの音が少しずつ消えて行って、大サビになったら二人だけのアカペラのハモリ。
(マイクも切れてた?)
再び、バンドとストリングスの音が戻り後奏を奏で終了。

MC

時の足音とDaysを紹介。
Daysは「この曲ができた時『こんな曲が作りたかった』と思った」との事で、黒田さんの歌声を最大限に魅せられるものができたのだとか…。
まあ、相変わらず黒ちゃんラブだなぁ……(腐的な意味じゃないよ)

コロナ禍に翻弄され不安になったり悩んだりした日々も、振り返ってみると悪い事ばかりじゃなかったはずだと思えるような。そんな願いを込めて作った曲です。と小渕さんがしっとりと紹介した後

黒「あの、俺ちょっと報告したい事があるんです」
黒「『あの太陽~』から俺、鼻血が出てたんです」
小「鼻血が出てたの?どうやって歌ってたの?」
黒(鼻から息を吸い込む仕草)
<会場爆笑>
小「吸ってなんとかなるもんなん?」
黒「拭くよりええやろ!?」

小「俺も昨日さ、ライブが始まる3分前に鼻血出てたんだよね」
黒「お前さ、ライブ始まる直前に鼻うがいするからやろ?」
小「いや、昨日はさ、ヘアセットして貰った後に鼻毛が気になってな(笑)
  はさみ貰ったんやけど、今思ったらあれ、鼻用じゃなくてな(笑)」

そのハサミで鼻毛を切っていたら皮膚まで切ってしまっていたとか(笑)

黒「俺らの事務所の会長なんですけど、凄い優しくて
  インディーズの時に一緒に食事に行った時、俺がスープでも飲もうもんなら『(声真似)クロ、口ヤケドしたら歌われへんぞ』って言ってくれたり、魚食べようもんなら『骨が喉に刺さったら、どないすんのや』って、めっちゃ心配してくれてるんですよ」
小「やっさし……お前の口の安否まで気遣ってくれるなんて」
黒「俺、ホンマに会長優しいと思ってたんですけど、当時、俺ら音源を作るためにスタジオに連日徹夜するくらいこもってたんです。んで、近所のコンビニで夜食に三色鶏弁当を食べたんです。でね、その日に家に帰ったら上から下から大噴火ですよ。熱計ったらめっちゃ高熱出てて…」
小「おお…(苦笑)」
黒「で、次の日にね、京都でインストアイベントがあったんです。会長も店の人もめっちゃ準備してくれてたけど、病院に電話したら速攻で入院させられて…。で、会長に『すみません会長。僕、今〇〇病院に入院してるんですよ』って電話したら、会長、お昼過ぎくらいに病院に来てくれて」
小「うわ…やさしーー」
黒「俺も(うわぁ。会長、お見舞いに来てくれた)って思ったら

『クロ、行くぞ』

って…」
(会場大爆笑)

黒「会長?え?会長??あんなに優しかったのに…」
小「その日はいつもと違ったんや(笑)」
黒「『点滴も一緒に持っていくか?』『看護師に見つからないうちに急げ』って言って、車で京都に連れていかれたんです(泣)」
黒「で、京都から病院に戻ったの深夜ですよ。そしたら、看護師のボスみたいな人が仁王立ちで立ってて…(会場爆笑)」

そこで、こってり叱られたという話をしていました(笑)
この話だけでも十分な話なのに小渕さんに『お前もなんか喋れ』と黒田さんに話を振られる

小「あんな面白い話をした後に言えるエピソードなんかないよ(笑)」

と言いながらも最近あったと言う話をしてくれる小渕さん。
最近、小さい車に乗り換えたという小渕さん、小さくて可愛いその車を大切に使っていたらしく、リハの帰り道に車の後ろにピザ屋のバイクがいる事に気づく。

小「そうしてたら、なんかドンッって追突されたような感じがあったんやけど、ピザ屋のバイクはブーーンってすり抜けて行っちゃうわけ」
黒「ほお…(驚)」
小「で、俺はとりあえずそのバイクを追いかけてね、次の信号で止まってたから、そのバイクの人を呼び止めたら『はい?』みたいな顔で返事されたから『さっき、ぶつかりましたよね?』って聞いたわけ」

『いや、ぶつかってないです』ってきょとんとした感じで返されて(白々しい…)と若干イラっとしたらしく、路肩に寄せて一緒に傷を確認しようとしたら

後方に傷など一つもなかった(笑)

黒「え?何?怖い話?」(会場爆笑)

小「ピカピカに磨いてるから、ぶつかってたら傷がつくはずなのにそれがなくて、二人でエグザイルみたいに傷を探してたけど、やっぱりなくて(笑)」

小「とりあえず、改めてドライブレコーダーを確認して何かあったら連絡します。って言ったんやけど、その子がまた白々しく『段差でも踏んだんじゃないですか?』って言うねん」

小「俺、そのバイトの子が車ぶつけたのに誤魔化していう傷を負いながら生きていくんかなぁ?って思ったら嫌やなぁ…って思ったから確かめにいってん。そしたらな

凄いデカい黒い棒が横たわってたのよ(会場大爆笑)」

小「俺、ただそれ(棒)にドンッってなっただけなのよ」
黒「イヤ、お前それ普通分かるやろ?」
小「分からんかったんよ(笑)」

小「で、俺、さっきの会話を思い出していくわけよ。

小『ぶつかりましたよね?』
ピ『いや、ぶつかってないっすよ』

白々しいと思ったけど、実際ぶつかってなかった時に『ぶつかりましたよね?』って聞かれたら皆何て言う?『ぶつかってないっすよ』って言うよね?(会場爆笑)だから、あの子の返事……あってたんよ…(会場爆笑)」

黒「(お前の話も)ウケたねぇ…」
小「良かったぁ…」

そんなこんなで、小渕さんの話もウケて終了。
その後、YouTubeの企画の当選者をステージに呼んで一緒に写真撮影。

小渕さんの「コブクロの中で好きな曲は?」という定番の質問の後に、黒田さん「じゃあ、一番嫌いな曲は?」と答えづらい質問をする(笑)
勿論、お客さんは答えないのだが「どうしても生理的に受け付けない小渕ワールド(の曲)とかある?」「こんな奴おるか?みたいな歌詞」とグイグイ聞き出そうとする黒田さん(笑)あっても言えるわけないだろうよwww

ちなみに、もし自分があの場で同じ質問されたら「生理的に受け付けない」とか「嫌いな曲」では全くないが、「神風」の冒頭の歌詞の

すれ違いざまに凍り付き膝から崩れ落ちた
そんな僕なんて君は気にもかけず去ってった
振り向き 目で追いかけた 膝の砂はらいながら

神風(コブクロ)

膝の砂はらいながら…って事は、比喩ではなく本当に膝から崩れ落ちてたんだ…と思った。すれ違いざまに急に膝をつかれたのに気にしないで立ち去る彼女すげえな…と思ったと言う話をしたい。

……絶対にできないとおもうけど(笑)

当選者の人と写真撮影をした後、記念?にピックを渡す小渕さん。それを「小渕がアレやったらアレなんで、念のためによーーーーーく消毒しときな」という黒田さん(笑)

そんなこんなで「これから、更に盛り上がっていくよ!」とばかりに客席をあおり出す小渕さん。

11.「雨粒と花火」

「盛り上がったら、今日この会場内に花火があがるよ!」と言って始まったのが新曲の「雨粒と花火」
ちょっと昭和ちっくなメロディのアップテンポな曲。手拍子が少し難しかったような記憶…。

会場の盛り上がりを感じ、曲の終わりに花火があがる(ような演出)

12.「ストリートのテーマ」

この曲がかかると終盤が近づいてるって気になるのは私だけだろうか?
声出しが出来ない代わりに手拍子でコールアンドレスポンス。
高度な手拍子が求められたが、ナオトなインティライミさんのライブで鍛えられてるからね。どんと来いだ!(なお、こなせたかは知らんw)
ちなみに、手拍子は揃う合言葉(?)で小渕さんが言ったのは

「レタスと白菜とキャベツ。見分けがつかない。黒田」
「お鍋はでっかい白菜」
「ハンバーガーはレタス」
「とんかつはキャベツ」

でした?他の会場でも同じだったんやろか?

13.「神風」

ちょwww待ってwww
前述した『自分があの場に居たら妄想』で選んだ神風が来たよwww
と、自分的に楽しさオマケ付きでした。

14.「この地球の続きを」

本編最後は万博のテーマソングである「この地球の続きを」
ミャクミャク様がステージに登場して前日にYouTubeにアップされたミャクミャク様ダンスを披露(笑)

客席は「こんにちは」の「は(わ)」の部分で両手で大きな輪を作る。こちらはナオトの「El Japonés」の「こんにちは」の振りの癖があるから合掌したくなっちゃう(笑)浮気者だとこういう時に困る(笑)

後、どうでもいいけど小渕さんが「ミャクミャク~~」と呼び捨てにした事で、ミャクミャク様をミャクミャク様呼びするのは一部のツイ廃だけだという事実に気づいた(笑)

アンコール

万博のテーマソングに選ばれたことで、小渕さんが昔から思っていた黒田さんの声が世界中の人に届けばいいな…と言う夢が叶った…と言う話をしていたと思う。相変わらずの黒田さんラブっぷり(腐的な意味ではないです再度)

En1.「YELL〜エール〜」

アンコール一曲目は二人のデビュー曲。
当時のレコーディングでドラムを叩いていた渡嘉敷さんと、22年の時を経てステージで歌えることが本当に感慨深いのだと、思い出と噛みしめるように、未来を思うように話した後で歌われると、自分も初めてこの曲を聴いた時を思い出す。
当時の自分はコブクロは「良い曲を歌う新人デュオ」くらいの認識しかなくて、まさか22年を経てライブを見に行くようになっているとか思ってもいなかった。

En2.「足跡」

ラストは新曲。

命の事を歌った曲だけど、別れの寂しい曲ではなくて、今生きている命を想って作られた曲だという。
黒田さんが「この曲を最後にしよう」と言った曲だとか。
哀しさと愛しさと優しさに溢れた曲だな…と、心にしみるラストに相応しい曲だな…と感じた。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?