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人間とAIが共存する時代がもうそこまで来てる!

はじめに

AIについて考えた時、ぱっと思い浮かび上がったのが漫才の頂点を決める M-1グランプリでぺこぱというコンビのツッコミの方が言った、「運転しなくてもいい時代がもうそこまで来てる!」でした。お笑い界でもAIに関連するワードが取り上げられ、それに爆笑する人が沢山いたということは、AIは私たちにとって身近な存在になったという証なのではないでしょうか。しかし、AIが身近になったのも、ここ10数年の出来事なのです。AIは自分達には関係ないそんな風に思ってた人も昔は多かったはずです。人に勝ることはないと。しかし、個人的にもAIに関して衝撃的な話題が上がりました。世界最強と言われていた囲碁棋士がDeep Mind社の囲碁の人工知能「Alpha Go」に敗れたことです。人を越えることはないと考えられていたAIが勝ったということで驚いた人もいたのではないでしょうか。AIは自分達が思っているよりも何十倍も進化しているのです。これが10年、20年となったらどうなるでしょうか。AIによって生じる影響を述べた上で、今後私たちはAIとどう向き合っていくべきなのかを記したいと思います。

AIブームの歴史

そもそもAIはどのようにして進化を遂げたのでしょうか。下の表を見てください。

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https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h28/image/n4201050.png

これは、総務省が出したH28年度版の情報通信白書です。AIブームの歴史は1950年代まで遡ります。1950 年代後半から1960 年代にかけて、第一次AIブームが起きました。コンピューターによる「推論」や「探索」 が可能となり、特定の問題に対して解を提示できるようになったことがブームの要因でした。当時のAIでは、単純な仮説の問題を扱うことはできても、様々な要因が絡み合っているような現実社会の課題を解くことはできないことが分かりました。次に、第二次AIブームが1980年代に起こります。特定の分野の専門家のように振る舞うプログラムが生み出されました。しかし、当時はコンピューターが必要な情報を自ら収集して蓄積することはできなかったため、世にある膨大な情報を活用可能な特定の領域の情報などに限定する必要がありました。第三次AIブームは、2000 年代から現在まで続いています。AI自身が知識を獲得する「機械学習」が実用化されました。次に知識を定義する要素をAIが自ら習得するディープラーニングが登場したことが、ブームの背景にあります。この第3次AIブームはこの先しばらく続いていくでしょう。

AIによって受ける影響

ディープラーニングが誕生したことで進化し続けているAIですが、それにより、私たちの生活にも影響を与えるものになってきています。実際、自動運転の自動車が作られたり、用件を述べたら、それを実行してくれるSiriやアレクサを使っている人もいるのではないでしょうか。AIは私たちが出来ない事を変わってやってくれるようになりました。つまり、変わってやってくれるという事は人間がやる必要がないものが出てくるのです。

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https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h28/html/nc143310.html

上のグラフを見てください。

これは総務省が出した就労者のAIのイメージです。プラスと捉えている人が多くありません。なぜでしょうか。それはAIによってなくなるであろう仕事が多く存在するからです。下の表を見てください。

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http://www.oxfordmartin.ox.ac.uk/downloads/academic/The_Future_of_Employment.pdf

これは雇用の未来が出した今後なくなるかもしれない仕事リストです。皆さんお気づきかもしれませんが、こんなにもの数がなくなるのかもしれないのです。これらの仕事の共通点としては、単純作業が多い仕事であることです。つまり、AIが得意な事は・単純作業・処理スピードと正確性・共通点を見つけることになります。次に仕事がなくなる可能性が少ないものです。

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これらに共通しているものは何でしょうか。それは創造的な仕事であることです。・新しいものを生み出すこと・文章を解釈すること・考えることはAIには出来ず、人間にしかできないことだと認識できます。この二つの表を含めて、私はAIは恐れるものではないと考えます。なぜなら、AIが人間の全てを上回ることはないからです。

私がAIに勝っている所

ところで話変わりまして、私がAIに勝てるだろう点を話したいと思います。それは他の誰よりも世の中に対して、幅広い知識を備えており、知らない人と共通の話題で会話を盛り上げられる事です。確かにAIの方が圧倒的に知識は備えているでしょう。しかし、私は話題の中でどんな話しが好きなのかを考えながら話しているので、その後に発展しやすいのではないかと感じています。AIには知識を喋ることが出来ても臨機応変に感情のこもった会話は出来ません。私が出来てAIには出来ないことを増やしながら、伸ばしていきたいと思います。

まとめ

AIはここまで私達の想像を遥かに越えて進化しており、人間に取って変わる場面も増えてくることを述べました。個人的にはAIの進化は日本の大きな問題を解決出来る大きなチャンスだと考えます。なぜなら、AIのメリットと人間にしか出来ないことを掛け合わせれば日本の課題である少子高齢化社会から生じる、労働生産性の低下を解決出来ると考えるからです。AIと人間が共有するためには、何が出来て何が出来ないのかとAIの事について深く知ることが必要です。つまり、深い自己理解と他者理解が重要になってくるでしょう。なぜなら、自分が出来る事にAIを用いたり、そのAI自体の取り扱いを誤ればそれは、無駄な時間となってしまうからです。何度も言いますが、AIの進化は私達が想像する何十倍も早くなってきています。つまり、私たちがAIと共存する時代はもうそこまで来ているのです。時代に置いていかれないためにも、自分を知り、常に新しい情報を触れることが大事だと考えます。