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共に暮らすからこそ
国立近代美術館で民藝の展示を見ている時に考えていたのは、「心地よい場作り」についてである。
展示されていた作品群を見ていて、日常的な日々を支えていて、寄り添ってくれる家具や食器、調理道具、服達と共存していることを思い出した。
私たちの暮らしに合わせて、場に適応するかのように変化を続けている日常のものたち。私は普段は場作りを考える時に人ばかりを意識していた。だが、人だけではなく、「もの」も場作りの一員なのだと認識しなければならない。そうでなければみんなが心地よいとは言えない。
これからは、人とものと一緒に場をつくってみよう。
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