読書メモ『本の声を聴け-ブックディレクター幅允孝の仕事-』p156

 幅自身、「自分は一つではない。他人の視線の数だけ無数にいると思っている」と言う。「真っ白いキャンバスがあったとすると、僕の考える表現者は、そこに赤や黒や黄色をドン!と置いていく感じ。でも、ぼくにはそれはできない。ここが赤だとすると、この辺は青でしょう、という感じで他の色に呼応して動いていくんです」

高瀬毅『本の声を聴け-ブックディレクター幅允孝の仕事-』p156

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