![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/41609960/rectangle_large_type_2_cb85011e6ac39abe01705c314595e25b.jpeg?width=1200)
私が富士葵に出会った日
初めましての方は初めまして。いつも仲良くしてくださっている方はこんにちは。葉桜と申します。
今回は「富士葵ちゃんと振り返るAdvent Calendar2020」という企画のラストを飾らせていただきます。(正直めちゃくちゃ緊張してる)
さて早速ですがちょっとした前置き↓
この記事は私がこの2年間「プレゼント」として誰にもお話せず、大切に大切に心の中にしまっていた思い出であり記録です。
(それをなぜ今回企画に参加することで公にしようと思ったかは後述します。)
どうか「君の思い出なんて知らないよ」と言わず最後まで私の大切なプレゼントを一緒に見て、読んでくださると嬉しいです。
12月某日、私の元に友人からこんなLINEが届きました。
「Vtuberって知ってる?」
当時、私はYouTuberにハマっていたのでVtuberという存在は知っていましたが、知っているのはキズナアイくらい?という感じでした。
というのも、リアルのYoutuberにハマっていた私にとって仮想空間でYoutuberをするというのがいまいちピンときていなかったからです。ただ、興味は少しありました。
そんな私に友人はいくつかのオススメのVtuberの動画を送ってくれました。
そのうちの一つがこれ↓
友人曰く「規格外に歌が上手い」「ありえないほどヤバい」「歌の技術がやばい」
と大絶賛でした。
友人がこれ程大絶賛する歌声。動画のサムネも綺麗なドレス姿で1番興味を惹かれました。しかも、カバーした曲はあの有名なゲームの主題歌…
めちゃくちゃ気になる…!!
そう思い動画の再生ボタンを押しました。
携帯の小さなスピーカーから流れ出す短めのイントロ。
そして、聞こえてきた富士葵の歌声。
その歌声に私は大きな衝撃を受けました。
これが本当に「歌が上手い」ってことなんだ
と。
というのも、私の中では「歌が上手い」というのは音程がちゃんととれていることを示していたからです。もちろん、歌が上手いと認識されるには音程がちゃんととれることは重要なのですが、それ以上に大事なことに気づかせてくれました。
一瞬で人を魅了させるインパクト、歌詞に感情を宿し、最初から最後まで見ている人を飽きさせることなく魅了させる歌声や表現力に私がこれまでに抱いていた「歌が上手い」の定義は丸々と変わり、自分の感受性が広がった気がします。
この動画を見た次の日。私は葵ちゃんの動画を漁るように見ました。
この子の歌をもっと知りたい。聴きたい。
そんな気持ちでいっぱいでした。
たくさん歌動画を見ている中で気づいたのは、富士葵の歌には様々な色がついているということです。
感情と声の色というのは似ているというか同義な気もしますが、歌っている曲によって声色が明るかったり、暗かったり…。声の出し方も絞り出すような苦しい声、触ったら消えてしまいそうな儚い声、こちらに語りかける優しい声、応援してる力強い声…。様々な色がついていました。(以下、私がこの曲はこの色、感情をもってると思った動画です。是非聞いてください)
明るくて、元気な歌声
暗くて、闇に包まれたような歌声
触れたら消えてしまいそうな儚い歌声
応援をしてくれる力強い歌声
私はこの歌声に出会えて良かったと心の底から思います。
誰かの歌から好きになることの理由はその人が歌う曲の歌詞に救われたから、歌う姿がかっこいいから、輝いているから…様々あると思います。
私が富士葵を好きになった理由は私に新しい世界を見せてくれたからです。
命の灯火のカバーを聞いたあの時、富士葵は私に新しい世界をプレゼントしてくれました。
奇しくもあの動画を見たのは12月24日。クリスマスイブでした。
この動画は私にとって
1日はやく届いたプレゼントだったのかもしれません。
これが私が富士葵に出会った話です。
わあロマンチストって自分でもそう思います。葵ちゃんのことをオススメしてくれた友人はサンタさんですね。ありがとうサンタさん。
そして、葵ちゃんに出会ってからもう2年も経ちました。活動を続けること、応援を続けることは当たり前のことではありません。ある日ふと消えてしまうことも100%ないとは言い切れません。だからこそ、会えなかった時間より葵ちゃんが活動を続けてくれていることや、こうして応援を続けている時間の方が長くなったことが本当に嬉しいです。
私がこの企画を機会にプレゼントを公にすることで葵ちゃんのことをもっと多くの人に知ってもらいたい。あのとき、葵ちゃんの存在を教えてくれた友人みたいにサンタさんになりたい。
だからこの記事を書きました。
広いインターネットの海から、私のことも葵ちゃんのことも知らない誰かが偶然この記事を目にした時、その人の世界を変えるきっかけになるサンタさんになりたい。あわよくばそのまま歌劇団の一員になってほしい。そんな想いで書きました。
この企画を立ててくださった方や参加者様。
この記事を読んでくれた顔も名前も見知らぬあなた。
そして、なによりもこの記事を書くきっかけとなった富士葵ちゃん。
メリークリスマス。
良いお年をお迎えください。
葉桜
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?