自分らしく生きられるようになる。ちょっとした工夫。

色々な人に会っていると、生き方を参考にしたくなるような人が稀にいる。嫌なことからうまく距離をとれている人だ。

好きな時間に寝起きして、毎晩飲み歩き、ほとんど会社にも行かず、偉い人との会食や多少の講演だけで稼ぐ人。

自由に人生を謳歌し、大半を酒と女遊びで楽しく過ごす爺さん。

表面だけを切り取ると、落伍者のように受け取る人もいるかも知れない。
しかし、不思議なことに彼ら彼女らは魅力的で輝いている。
人生への知見であふれている。

そんな人たちを観察すると、ある共通点があるように思える。
自分との問答がしっかりと出来ているのだ。
「やりたいこと」「やりたくないこと「「やれること」「やれないこと」
この四象限を理解し「やりたいこと」と「やれること」だけにコストを割くための答えを持っている。

そして、ただ漫然と好きなことだけをチョイスするのではなく、
知識や経験を大切にし、それを基に選択後のリスクを分析し、適切な解を導き出しているからこそ、結果として自分を殺さずに、自分らしく生きているのだ。
魅力ある生を謳歌しているのだ。

僕は彼らから学んだ。
自分を殺さず、自分らしく生きる方法はこの広い世の中に必ずある、と。
必要なのは、たった二つ。

「やりたいこと」「やりたくないこと「「やれること」「やれないこと」を認識すること。

人生の知識・経験すべてを総動員して、選択すること。

たった今から意識するだけで、僕たちは今日よりよい明日を迎えることができるのではないだろうか。

#大人の自由研究