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声優茅原実里の好きなところを語ってちょっとずつ作品見ていくシリーズ② 妖怪人間ベム -HUMANOID MONSTER BEM-の如月美月

うた恋いの清少納言の余韻に浸っています

ほんま良かったですね清少納言。

やだ~~~~! 思い入れあった~~~~! 嬉しい~~~~! 良いよねうた恋い~~~~! 私も泣く~~~~おそろい~~~~!!!!

みのりん少納言を摂取した上で『Innocent Age』を聴いてみろ、飛ぶぞ!

これまで声優アーティストって何なんだろうとずっと思ってたんですが、役者として表現しているもの、自分の名義で表現しているもの、それぞれ見比べることで理解度が深まる気がします。

次に見るのはこれです。妖怪人間ベムの2006年版!

妖怪人間ベムの思い出

昔から好きなんですよ、妖怪人間ベム。あの陰気なところ。作画から怖がらせてくるところ。昔さー、私が大学受験してる頃さー、深夜に再放送してたんですよね。勉強しながら夜にTRICK見て深夜に妖怪人間を見ていました。勉強に身が入らねーのなんの。

高校時代さー選択科目重複してる子とか試験日程同じくらいの時期とか学力が同じくらいの子とかが集まって一緒に勉強とかしてたんだけどさー、まあ私バカだったし他の連中もバカだったんだけどさー、ほんと皆一丸となってアニメを必死で見てたのね。AO入試とか指定校推薦とかでどんどん進路先を決めていく中センターと一般でどうにかするためにギャルもギャル男もそのチームで皆一丸となって協力し合いながらアニメを見ていたのね。熱かったのはビーストウォーズと鋼の錬金術師とボボボーボ・ボーボボと妖怪人間でした。皆一丸となって教科書や参考書を開いてずっとアニメの話をしていました。

バカだったんだよね…。

で、妖怪人間ね。一番最初の。思い入れがあるのは紫のカツラが人を殺していく回でした。「めっちゃ怖ェーーーー!」って教室で言い合ってた。鮮烈な思い出になっています。

妖怪人間の魅力ははやはり、人間を影から助けているにも関わらず人間に虐げられ、それでも「人間になりたい」と願い、街から街へ旅をする哀愁に尽きます。これ書きようによったら物議を醸すでしょ、絶対。虐げられる妖怪人間とは何を表現しているのか、とか。考えれば考える程胸が痛んでくるんだけど救われるのは妖怪人間トリオの絶妙に愛されるキャラクター性。ただ実直に人間になりたいベム、姉御肌の女王様ベラ、人たらしのベロが3人いると、ちょっと面白いんですよね……。兄弟のようであり、親子のようであり……。悲劇的なストーリーばかりなのに「なんて可哀想なんだ!」とお涙頂戴にはならずに、なんかファニーなんですよねこの3人……。そういうところがごっつええ感じのコントに使われる所以なんですよね……。

これが2006年のリメイク版です。絵柄を以前に似せようと努力している。ていうかアマゾンプライムにdストアをオプションでつけたら何でも見つかる。関連作品何でもあるな……。妖怪人間に福利厚生が行き届いている……

観ていきましょう、観ていきましょう。

リメイク版はベラ姉萌えが極まっていた

ベラ姉~~~~~~~!!

ベラの姉御のキャラが良い~~~~~~!!!!

「ニオウねえ~!」って言われてえ~~~~~~~!!!!

鞭でしばかれてぇ~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!

まず作画が良い。この頃の作画は線が多すぎなくて良い。気持ち良くぴょんぴょん動く(主にベロが)。ただそこが肝で、リメイク元の妖怪人間ベムは作画の不安定さこそが恐怖の源だったので作画が良いこの作品は恐怖が半減です。全ッ然怖くない。そのかわりキャラ萌えがヤバい。

もうね1話のね不動産屋に家探しに行くベラに心奪われました。住処を得るにはまず不動産屋に行くという常識的な行動を取る妖怪人間! できるだけ広い部屋を欲する妖怪人間! そしてそのうさん臭いマントと胸元露わなワンショルワンピとドギツいメイクで不動産屋から堅気の人間と見られない妖怪人間! 足元見られて腹立って鞭出しちゃう妖怪人間!

1話だけでお腹一杯です! ベラに萌え殺される!

3話でもう主役回ですよベラ!! 少年とベラの触れ合いの話!!

少年とベラですよ!!!! 少年とベラ!!!! これが正気でいられようか!!!!!!

ベラ姉~~~~強くかっこよくて優しいベラ姉~~~~!!!! こんなん少年の初恋を奪うに決まってるじゃねえかベラ姉~~~~!!!!!! 

一方ベロはさっそく友達になれそうな子供を見つけるも親に拒否されてブロークンハート。ここら辺はリメイク元を丁寧に準拠している気がする。そうだベロ、お前はすぐに友達を作っては宙返りしてちょっと引かれるっていうのを繰り返して少しずつ距離感を学んでいくんだ。

このリメイク版妖怪人間ベムはどうやらひとつの街に定住してじっくりとその土地の人々と触れ合っていくというのがテーマのようです。人々と触れ合いつつも悪い妖怪を退治していくというハートフルストーリー。この街はどうやら港があり山もあり、大きなコンサートホールやショッピング街もあり自然が豊か。目が肥えてる妖怪人間。さすが街から街へさすらう生活、目をつける場所も間違いがない。

ベロのこの街での初めての友達は女の子のキラちゃん。裕福な家のお嬢様。妖怪姿のベロを見ても友情は変わらない。両親が過保護で子どもの話を聞かない系。特にお母さんはベロへの拒否が凄い。親御さんに挨拶するためにピッチピチの服からぶかぶかタキシードを着るベロカワイイ。

そして存在感空気のベム! 決めるところは決めるんだけど今のところ戦闘シーンしか良いところが無い! 目下ズンズン前に出てくるベラとベロで話が回されている! いやもうやはりベラの姉御ですよ。EDでベロに膝枕してあげててほんと優しい。姉御ォ私にも膝枕しておくれよォ~!

…………ベラを愛でるためにこれ観てたんだっけ?
※普通に楽しんで観ていたため3話終わるくらいでやっと「茅原実里まだ出てきてなくない?」と気づきました

少年ミツキ君と女性声優が少年役を演じることについて

4話で来た。みのりんは少年役だ!

世の中には、女性声優の少年声でしか摂取できない栄養があります。もうねえ大好き。ズンドコベロンチョ。私の世代だと爆走兄弟レッツ&ゴーとか天国です。ウテナのミッキーやフルバの由希。あびゃびゃびゃびゃ。好物すぎて鼻水出る。

みのりんが!! 少年役だ!! ごちそうさまです!!!!

性癖に超ストライク。あかん。優等生だけど内向的な。妖怪人間あかんわ。観てるこっちが妖怪になる。もう今PC暗転したら私の妖怪みたいな顔が画面に映っちゃうから。デロッデロのドロッドロや。誰が妖怪や! ほっとけ!(自分で言っています)

可愛い……。少年可愛い……。みのりんの少年の殺傷力ヤバい……。こんなんあかんわ……あかんわ……。可愛いねえ……可愛いねえ……ヒッヒッヒッ……

みのりん演じるミツキ君は先行して出てるキラちゃんと同じくベロと友人になる子。でもミツキ君はベロの妖怪姿を見て逃げ出してしまう。もうわかった、これからベロとミツキ君の距離がドラマになってくる。ミツキ君がベロと素直に触れ合えるようになるかがカギだ。読めた、読めたぞ!

ミツキ君はお母さんとの距離もちょっと変なので、親とのエピソードも入るかな。キラちゃんと同じですね。2クールあるからそこそこたっぷり描かれそうです。

いや可愛いわみのりんの少年役……可愛いよう可愛いよう……。

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今思うとベラっぽかったですよね。ドレスの形とかが。

そういやみのりんの曲で一人称がっていう曲あったなあって思って。

この曲大好き。本当に。

これから出るアルバム『Re:Contact』に向けてたくさん曲を聴いて、たくさんみのりんの出演作も見ていこうって思ってるんだー。よろしければ皆様お付き合いください。とりあえず2006年版の妖怪人間ベム観て一緒にみのりんの少年声に七転八倒しよう。な!

さて、このブログのタイトルのために、ミツキ君ってどんな字なんだろう、って思ってウィキを見てしまったんだけど、ベラが未亡人で、夫と死に別れる悲恋話が出てくるらしい。ベラ姉~~~~~~~!!!! やっぱりベラ姉最強~~~~~~~~~!!!! 好きだよベラ姉~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!

次は何を観ましょうか

うた恋いと同じような歴史ものの『ノブナガ・ザ・フール』(でも調べたらなんか私が思ってる安土桃山時代と違うっぽい)か『世紀末オカルト学院』(1クールだから観やすそうだしオカルトは大好物です)にしようかしら、と思ったんですが個人的にさっさと自分が元気を充電したいので『宇宙戦艦ヤマト2199』でいきます。さっさと観てしまおう僕たちの宇宙戦艦。さっさと救ってしまおう地球。コロナ禍に見ると元気になるぞ!! きっと!! 絶対!!

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