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2021年最後のご挨拶

2021年も残り僅かとなりましたが、今年もありがとうございました。

今年は良縁に恵まれて新たなスポーツ現場に関わる事もできてとても有意義な時間を過ごす事ができました。

良縁を結んで下さった方々、本当にありがとうございました。

今後も少なくともご期待に応えられるように私なりに有効な方法を模索しながら積み重ね日々精進致します。

そこでも新たな気づきが得られましたし、今まで私が積み重ねてきた事がより強固な手応えに移行しました。

今年は特にそれ以外の事もより多くの事を吸収して獲得する事ができたと強く感じられました。

そこから私が想うことの一部として学びはある特定の方法を指すものではないという事。

そして、他人に任せっきりな学習つまり、受動的な学習のみではその成果は限定される。

つまり、学習は主体的に課題を常に見つけ出し自主的に自然と取り組めていて初めて有効なものとなる。

それを可能とするには本心から興味を持てて楽しいと感じられる何かしらの分野を自分なりに見つける事と自分で考える事。

その為に必要な事は何とかして獲得しておく事が絶対に必要不可欠です。

何とかしてとあるように必要なものが獲得さえできればよくて方法論自体にこだわる必要は全くないと感じます。

なので、自他問わず○○でなければいけない論や自分のこれまでの積み重ねによる思い込みは完全にリセットするぐらいの気持ちで丁度良いと思います。

○○でなければいけない論や思い込みではなく、ただ単にそのような事実や考え方、意見が存在していてそれを自分が知っているだけと捉えて俯瞰すると良いと感じます。

その上で獲得したものを有効に活かす為にはどのように組み合わせてどのような内容を構築すると良いか?を考える事が大事です。

そして、自分自身は完璧とは程遠くて至らない事がとても多い存在だと知る必要もある。

簡単ではないですが、自分をどれだけ正確に認知できているかと言う事はより先にどの方向に進むのか進みたいのかと言う意味でも非常に重要だと想います。

だから必要に応じて何かしらの媒体や自分以外の人から情報や助けを得る事が必要不可欠だと言う事。

この必要に応じてという部分はとても重要であり、何でもかんでも闇雲に吸収する事とは全くの別物であるという事。

どんな人からどんな情報や助けを貰うのかの取捨選択が欠かせないとも言えると思います。

とは言え、全てをそのまま受け入れるのではなく、他から得たものが正しいのか?有効なのか?理に適っているのか?と言う検証は絶対に必要です。

そして、経験も含め能力が高まってくると完璧ではないが全く知らないと言う訳でもなくなる。

検証の際は既にある自分の能力を用いてフィルターをかける事がとても重要。

何故ならば、そうしないと良かれと思って取り入れた事がマイナスの成長を助長する事も少なくないから。

自分の今の能力をフル動員して可能な限り多面的且つ深く考察するべきであり、ここで楽をして安易な判断をする事だけは絶対に避けなければいけない。

大きなプラスの成長を心から望んでいる程に。

物事には大別すると楽をしてもいい時と自ら困難に立ち向かうべき時があると思う。

それぞれの状況に合わせて矛盾なく必要な熱量を注げるか否かという事が結果の大小を左右すると思います。

それを阻害する要因の中で省く事が可能なものはできる限り省いても構わないと今年は強く感じました。

ただし、熱量を注ぐほどその代償として疲労は蓄積されます。

もちろん好きな事だとそれを感じにくいと言うのは分かりますが、全く疲労を伴わないというのは私は疑問です。

それは、正確に疲労を感じ取れていない又は精一杯のつもりなだけでそれぐらいの熱量しか注げていないだけだと思います。

なので、熱量を注いで疲労した分を回復する術を自分なりに持ち合わせている事の重要性も強く感じる一年でした。

消費と回復のバランスとそれぞれの水準をできるだけ高くする事はより一層の成長の為に私の今後の課題であると感じます。

話が逸れましたが、経験を含め能力の水準つまり完成度が高まる程この取捨選択の精度も高まるんだなと感じます。

その一方で完成度の高い人は他を受け入れ難く既に自分の中にあるものだけで完結させてしまうという側面もあるなと感じます。

つまり、精度の高い取捨選択と他を受け入れられずに自分の中にあるものだけで完結させてしまうこの両者は実は紙一重なんだろうなと思います。

この完成度の高い人は他を受け入れられずに既に自分の中にあるものだけで完結させてしまうという側面は言い換えるとより高みに昇る為に一度完成度の高いものを壊して後退するかもしれないというリスクに過剰に怯えている場合があると私は思います。

先程述べたように精度の高い取捨選択と一度壊すという作業は紙一重なので決して簡単なことでは無いですが、自覚の有無に関わらず完成度の高い人程一度出来上がっているものを積極的に壊していく作業を進めるべきかなと思います。

ただし、闇雲に壊す事でただ後退するだけで他は何も残らないという事もあり得るので精度の高い取捨選択との絶妙な調和が欠かせないのでとても厄介で難しいところだと想います。

そして、上に書いたような事をしている前提で後は試行錯誤しながらどれだけ有効に沢山日々積み重ねられるかという事が最終的な結果の大きさを決めると想います。

他にも今年得たものは沢山ありますが今回は1年の振り返りの一部として終わりたいと思います。

最後に今年の振り返りをまとめると短くもあり長くもあったそんな感覚です。

正確に言葉で表現できているとは全く思いませんが、そんな複雑な感情の詰まった一年となりました。

毎年のように年末に一年を振り返ると去年はまだまだだったなと感じる事が多々あります。

それは今回も同じでした。

しかし、今回はその振り幅がここ数年と比べるとかなり大きかったように感じます。

一年一年積み重ねた分は間違いなく能力が高まっている自負はあります。

なので、今が自分史上最高値なのは間違いないと思っていますが、限界値まで到達しているとも全く思えません。

それは毎日のように気づきや発見を得られるからです。

限界値が明確にどこなのか?という事は不明ですが、可能な限りそこに近づけるように1日1日一年一年を大切にして日々積み重ねを継続します。

それは来年も変わる事はありません。

2022年もよろしくお願いします。

横井 勇人

#2021年最後の挨拶

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