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運動とその強化とは?

そもそも運動とはもの(物体)が移動すること又は移動する力はあるが同じだけの外からの力を正反対に受けているが為に静止している事。

人の身体もボールもバットもラケットも鉄球も全てものである。

上に挙げた例の身体とそれ以外の特徴的な差は🅰内的な力発揮によってエネルギーを生み出せるかどうか🅱複数のパーツが繋がっていることにより関節が存在し稼動部分がある事にある。

運動の結果がより良くなる為のトレーニングはある目的の運動に対して効率的で有効な運動でなければ大きな成果には繋がらないと私は想っております。

そもそもどんなスポーツもそれ以外の身体活動もよく体力トレーニングに用いられる動きも全て運動であり、それぞれ似通ったり全然違う特性があるものです。

それぞれの運動の各種運動特性の理解なしにそれらをより高める為の有効な策を講じるのは不可能。

ある運動を高める為にはその運動にとって必要な機能を必要なだけ強化できるものを選択しなければ高い効果は正直期待できない。

その為にスポーツの為の補強トレーニングの枠の中の方法では無く、全体的な力発揮をしつつそのエネルギー量が大きいスポーツ種目や運動を深く考察して実践し試行錯誤して目的とする運度を高める為に取り入れて活かすと言うのはとても有効であると感じております。

続いて運動のエネルギーの内容に関する考察に移ります。

運動のエネルギーの内容として①身体の重みや角度で生まれるエネルギーと②身体の内のエンジンを稼働させて生まれるエネルギーと③その結果生まれるエネルギーがありますが、それぞれ高めつつそれらを上手く調和させることによってより効率的で有効な運動が可能となります。

そして①~③が作動する条件を揃えつつそれらが全身且つスムーズに連動しながら生み出されている必要もある。

身体1つを全体とした時に局所的な力発揮は全体的な力発揮に比べたら効率も効果も低い。

全体的な力発揮と比較すると局所的な力発揮は運動の結果に変換されるエネルギーが少ないのでより頑張る必要が高まる事で努力感もより高まり疲労感も高まる割に運動の結果が思ったよりも良く無い事が多い。

上記の様な局所的な力発揮による運動は疲労しやすくあまり多くを繰り返す事をが難しくなり、回復も遅れる。

この疲労しやすいので多くを繰り返す事が難しく回復も遅れると言うのは運動を強化するという意味でも実際にパフォーマンスするという意味でも大きなマイナスであると感じております。

筋力を始めとする何かしらのエネルギーは目的とする運動によりロスなく変換されて初めて有効なものになると言うことをここでは強調しておきます。

しかし、実際の運動結果は内容を問わずどれぐらい鍛え上げられているかによっても差が出るものでもあります。

だからこそ結果の良し悪しが必ずしも取組の内容の良し悪しに繋がるとは言えないと私は思います。

運動の種類によっては身体のサイズ等が有利になったり不利になったりもするものも沢山存在するので取組の内容の正しさはもちろん大切ですが、それだけで運動の結果が決まると言うことは無いということです。

続いて量に関する考察てすが、トレーニングには量に関して推奨されるガイドラインが存在するが、上記の様な運動の力の内容や回復力の他にシューズのクッション性を始めとした機能性、地面の硬度、運動時の実際のエネルギー使用量などの違いによって多分に変化するし、させるべき要因が沢山存在する。

運動の力の内容がより優れていて効率的であれば一度の消耗は少ないし、硬い地面や機能性の無いシューズを用いたり運動時の実際のエネルギー使用量が多ければ一度の消耗は多くなる。

これらの事を考慮したり実際の疲労度を加味した上で決定されるべき変化の幅が大きい事柄だと私は強く感じる。

運動を強化するに当たって、運動の力の内容が効率的で有効又はある程度効率的で有効である運動の選択及びそのような内容の運動にしてから実際の運動時のエネルギー量を高めてその上で繰り返す量を決定すると言うのが運動の結果をより高め怪我のリスクを可能な限り下げ回復の早めるためには理想的だと私は想います。

その為には広い視点で深く考察する事は必須であると感じております。

ありがちな表現になるかもしれませんが、運動を強化する事と筋肉のみを強化する事は同義ではない。

もちろん運動を強化する過程の中には必要な筋肉が結果的に強化され大きくなる事もあります。

しかし、それはどのような取組の内容や過程の中で起こるのかが重要なのであり、それ無くして簡単に捉えるはできないし、そうするべきではないと私は想います。

今回は私が特に大切にしていることの内の1つである運動を強化する事についてその一部を書き記しました。

トレーニングにおいて頑張る事は間違いなく欠くことのできない重要な要因です。

しかし、それだけで突き進むとある程度までは強くなれてもその先に進む事は難しいのでは無いかと感じますし考えてもいます。

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