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うちはイタチを自分なりに分析してみた



こんにちは。


巽勇人です。

今回は私の大好きなキャラクター。
「うちはイタチ」を心理学を用いて徹底的に解説していくよ。

ぜひ最後まで見ていってね!


※注意  

この記事にはアニメ「NARUTO」のネタバレが含まれますのでご注意ください。



うちはイタチとは?


木の葉隠れの名門、うちは一族の1人で一族の長うちはフガクの息子だよ。

NARUTOの主要人物であるサスケのお兄さんにあたる人物です。


大まかな流れとして


・少年時代

忍者アカデミーを飛び級&首席で卒業。

木の葉隠れのエリート部隊、
暗部に入隊。

弟以外のうちは一族を皆殺しにし里を抜ける。

犯罪組織「暁」のメンバーになる。


・青年時代

暁のメンバーとして故郷である木の葉隠れに訪れ、弟と対面しサスケに憎しみを植え付け里を後にする。

数年後、イタチへの復讐を掲げたサスケと戦い死亡。


と、彼の人生はこんな感じ。

一見すると、すごい悪人だとしか思えないでしょ笑


ただ、NARUTOを見ている人は知っていると思うけど、このイタチがやったことっていうのは全て里と弟を守るためだったということが分かってきます。


彼の真実をわかりやすく伝えると、


うちは一族が、里からの差別や疑惑を受けていることを動機にクーデターを起こそうとする。



うちは一族は里の情報を盗むため、イタチを木の葉の暗部にスパイとして送り込んだ。



が、イタチは里側にうちはの情報を流していた。

(イタチは里が内戦を起こし、弱りきったところに他国が攻め込んでくることを危惧し一族のクーデターを防ぐことを優先した。)



里に
クーデターを起こして家族一族共に全滅するか、
それとも弟だけを残してうちは全滅に協力するか
の二択を問われ、

里の平和と弟のため、自分の家族を含め一族を手にかけることを選んだ。

弟に自分への復讐を目的として与え、強くすることを願った。 




彼の真実はこんな感じになります。


ちょっと聖人にしか見えないんですけど、イタチ自身はこのことを失敗と捉えています。
(イタチは死んだ後に一時的に生き返るんですけど、その時に失敗したと語っています。)


なぜなら、イタチは1人でこれほどのことを背負ってしまったから。

誰か1人にでも自分の苦しみを打ち明けていれば、他人の力を信じて任せることができていれば他の選択肢があったと。


そのことをイタチはこんなふうに語っています。


「全てを手に入れたつもりで何でもなせると盲信しようとする。
だからこそ己の失敗に怯え、己に失敗はないのだと自分に嘘をつく。

結果、それを誤魔化す方法として他人の力を信用しなくなったのが俺だ。」


自分1人で考えて、何かを成そうとしても必ず悪い方向に考えてしまいます。  


そもそも人間の脳はネガティブ寄りにできています。1日の思考の約7割はネガティブ思考なのです。

そして、主観(つまりは思い込み)が強くなっていきやがて自分の勝手な解釈で自滅していく。



それに、自分の力や経験というのは限りがあるものです。全てができるわけではないし、得意不得意だってあるものです。


自分の世界だけを見ていては、本当の意味で自分を知ることはできません。


周りを知り、世を知ることで自分にできること、できないことが分かってきます。


そして、世の中にはいろんな人がいることが分かってくるとできない自分を許すことができるようになってきます。

自分ができないことはできる人にやって貰えばいいのです。
あなたができないことをできる人は周りにも世の中にもいます。
だから、あなたは自分のできることをやってあげれば良いんです。



例えば僕なら

昔から不安で苦しんだことから安心を生むための知恵が人より多くあります。

僕の友人は、個性のことで苦しんできたのでそこから自分を表現する術を学んでいます。


友人が不安な時は、必ず僕のところに会いにきます。

僕がアイデンティティの喪失で苦しんでいた時は、彼の巽はそのままでいいという言葉に救われました。


それで良いんです。


できることできないことがあるからこそ、人と人が出会えるのです。

僕が今までやってきたことも、全部1人じゃ成立しなかったものですから。



そもそも、できないことを無理にやろうとしてできなかったら自分を責めちゃうじゃないですか。


だから、できない自分を許すことから始めましょう。

じゃあ何をやれば良いの?って方は自分を緩める、ほぐすということをすればいいと思います。

例えばヨガとか、自然の中を歩くとか、お笑いを見るとか。  

自分がこれをやってるとリラックスできるなというものならなんでも良いです。


ちなみに僕は自分が普段読まないジャンルの本を読むということをしています。

そうすることで、世の中にはいろいろな考え、価値観の人たちがいるんだということが知れて、自分自身の失敗を許容をすることができるようになってきました。


ぜひ、必死に頑張ってきた自分を認めて「もういいんだよ」って言ってあげてください。




全ては許すことから始まる。

なぜなら、世界を癒すためには、

まず自分自身を癒さなければならないから。

         ーマイケル・ジャックソンー





 最後までお読みいただき、ありがとうございました❗️



















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