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ソクタイプ式速記符号

ソクタイプ式の速記符号の仕組みを紹介します。

速記タイプのキーボードはほぼ左右対称の2つのムレで構成されています。キーの数は21です。
50音と、拗音、長音や、二重母音を含めた基本音節が百数十あります。
基本音節は、左右どちらのムレでも、片手で打てますから、0.5ストロークで入力できます。
片手略語と言われるものが200強あります。
左右それぞれのムレで片手で打つことができますから、これも0.5ストロークで入力できます。
使用頻度の高い言葉が片手略語にあてられています。
両手略語が、活用形も含めて1100ぐらいあります。
左右両方のムレを使って1ストロークで入力します。
速記タイプでは、1本の指が2から3の複数のキーを同時に押すことができます。
また、同時に複数の指がキーを押すことができます。
この特長により、21個のキーで、2、3千の音節や略語の入力が可能になります。
私設略語や臨時略語を含めると略語の数は数千に上り、これを駆使することによって、話し言葉のスピードに対応しています。

上記の文章を速記し、反訳する様子を動画におさめました。こちらも御覧ください。

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