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ソクタイプ式速記の略語(d3)


ソクタイプ式速記符号には基本音節と略語があります。

略語は、片手略語・両手略語、左のみ・右のみ・左右どちらでもで打てるもの、中のむれがつくもの・つかないもの、活用形があるもの・ないものなど、指の形や性質により、たくさんのカテゴリ分けがされています。

この投稿では、カテゴリd3、「活用形のある動詞略語」を、「働く」という略語を例にとって説明します。1つの言葉を左手と右手を使って入力する「両手略語」です。

画像を御覧ください。
1行目はスケールです。全てのキーを打った場合の符号が表示されています。
2行目以下が「働く」という略語です。最初の行が基本の形である終止形、続いて7つの活用形が表示されています。

ぴょう動詞「働く」


終止形のときに右手で打つ符号が基本音節の「ぴょう」の形であるため、「ぴょう動詞」とも呼ばれています。
「はやとくん」には、ユーザーが自由に単語登録できる「フリーぴょう動詞」を含め、600を超える「ぴょう動詞」があります。

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