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撮影の持ち物リストを作っておく2 (カメラ、レンズ、ストロボ他)

こんにちは。hayatobellです。学校写真を10年ほど撮影しております。

今回は、前回の続きで撮影時の持ち物についてです。

<持ち物(グループ別)>
・普段の撮影に必要なもの
・出張撮影(宿泊)で必要なもの
・スキー撮影で必要なもの
・宿泊撮影で、当日朝にチェックするもの

普段の撮影に必要なもの

前回の記事をご覧ください

出張撮影(宿泊)で必要なもの

これらは、スーツケースに入れて、必要に応じて鍵がかけられるようにします。

・充電器
・延長コード
・Bluetoothキーボード
・Bluetoothスピーカー
・小さいカバン
・取説
・非常食(SOYJOYなど)
・工具(ラジオペンチなど)
・眼鏡スペア、コンタクトレンズ
・歯磨き
・髭剃り(シェーバー)
・スキンケア
・シャンプー、リンス
・爪切り
・ハンドクリーム
・ローション
・薬、サプリメント
・うがい薬
・花粉症、アレルギー対策
・タオル
・着替え
・レインコート

まずは、充電器。これは絶対に必要なものです。カメラの充電器と、ストロボ用エネループを充電する充電器です。iPhoneの充電器も忘れずに。特に地方に出張の場合は、購入するのも難しいので、確実に鞄に入れておきましょう。カメラの電池が切れると、カメラが使えません。カメラが使えないカメラマンは、何のために来たのか分からなくなってしまいますからね。

延長コードも便利です。ちょっと古めの旅館などに宿泊するとき、コンセントの数が限られていることが多いので、延長コードを使って、バッテリーの充電を行います。私の場合、ドライヤーは使わず、バッテリーの充電のみに使うので、100円ショップの延長コードを使っています。コードも細いので、荷物的にもかさばりません。

あと、場合によっては公共の宿泊施設の大部屋に先生方と同室の場合もあります。こんなとき、コンセントが不足しがちになりますが、延長コードがあれば、一つのコンセントで充電できるので便利です。

Bluetoothキーボードは、iPhoneやiPadをパソコン代わりに使用する時に使います。学校写真の場合、早朝から深夜まで休みなしで撮影する場合も多いのですが、拘束時間が長い分、ちょっとした時間でも仕事が進められるようにキーボードは必須です。

Bluetoothスピーカーは、私の中でお気に入りの製品です。iPhoneの音楽をこちらで聞きます。部屋の中はもちろん(部屋のテレビは見ません)、お風呂で使うとちょっとした時間でもリラックスできます。

小さいカバンは、旅館やホテル内での食事や活動のときに使います。カメラには標準レンズか便利ズームを付けることが多いのですが、予備バッテリー、タオル、財布、しおり、筆記用具などを入れます。学校のしおりはB5のノートサイズのことも多く、ポケットに入らないので、鞄に入れておきます。財布は、宿泊費の清算を行う場合に使います。宿の方も忙しいので、ちょっとした空き時間に清算を行ってもらえるように、準備しておきます。

あと、望遠レンズが必要な場合には、緩衝剤かタオルと一緒に入れておきます。スペアのカメラまで小さいカバンに入れることはありません。

取説は念のために持って行きます。普段の撮影とはちょっと違う撮影をするとき、カメラの設定等を見直します。最近はiPhoneで見られるトリセツもあるので、荷物が多くなりすぎそうな時はこちらを利用します。

非常食(SOYJOYなど)は私にとっては超重要です!お弁当を買うときにちょっとしたパンやおにぎりを購入することもありますが、最近はSOYJOYにはまっています。

学校写真の場合、食事シーンの撮影は必須です。ということは、カメラマンは生徒さんや児童さん全員の写真を撮り終えるまでは、食事ができません。つまり、自分はおなかペコペコでありながら、他の人が食べている写真をずっと撮り続ける必要あります。さらに、子どもたちは、「ちょっと待って」と言ったり、ふざけてなかなか撮影できない場合もあります。

こんなとき、自分が空腹の極致だと、つい怒ってしまいそうになります。でも、非常食を口にしておけば、心に余裕ができます。それなら、先に食べればいいじゃん!って思うかも知れませんが、先生方もすぐに食べるわけではありません。しばらくは子どもたちの様子を観察します。ですから、非常食は超重要です!

工具(ラジオペンチなど)もあると便利です。昔使っていたカメラバッグはファスナーの部分が壊れやすくて、ラジオペンチを使って修理をしていたことが多かったです。眼鏡の緩みが出てくる場合にも、精密ドライバーがあると、すぐに修理できます。

眼鏡スペア、コンタクトレンズも重要です。私の場合は、普段は眼鏡なので、スペアを一つ持って行きます。プールや海での撮影がある場合には、使い捨てコンタクトレンズのワンデーアキュビューを持って行くこともありますが、こちらは乱視に対応していないので、ピント合わせの時に注意が必要です。

歯磨きは持参します。歯ブラシと歯磨き粉。ホテルや旅館でも用意はしてありますが、使いません。理由は、歯磨き粉の研磨剤がすごすぎて、歯が削れてしまうからです。歯が削れると、コーヒーやお茶などが歯に付着しやすくなって、歯が汚れてしまうからです。月に1、2回の出張なら気にならないかも知れませんが、シーズン中は、3、4日出張して、一日休んでまた3、4日出張を何ヶ月か繰り返すこともあります。こうなると、歯が削れまくってしまいます。

髭剃り(シェーバー)も持参します。お風呂で使うカミソリタイプの髭剃りもいいのですが、私は肌が弱いのと、お風呂だと眼鏡つけていないので、風呂場の鏡がよく見えません。なので、部屋で使える電動カミソリを使います。単三型の儒電池で動作するので、定期的にストロボの充電器で充電しています。

スキンケアも大事です。可能な場合は、化粧水、乳液、クリームを使います。なければ、ニベア for men とかでもOKです。顔の肌が感想すると、老けて見えるのと、花粉症やハウスダストなどのアレルギーが酷くなる傾向があるので、そうなる前にケアしています。

余談ですが、中学生や高校生の撮影に同行するとき、身だしなみに気を付けるとともに、できるだけ若々しくいられるように気を付けています。お洒落が気になる年頃というのもありますし、カメラマンのおじさんの「おじさん」の部分が強調されたくないので。たぶん、子どもたちはそんなに気にしていないと思いますが・・・

シャンプー、リンスもいつも入れています。100円ショップの小さな容器に入れたものでも良いし、ホテルにあった1回分のものでもOKだと思います。ホテルや旅館だと、備え付けてありますが、公共の宿泊施設の場合は、持参が必要な場合もありますので。

爪切りは結構使います。仕事が続いて疲れが溜まったり、睡眠不足になったりすると、ささくれ等ができてしまうこともあります。また、爪が伸びているのを出張先で気が付くこともありますので。

ハンドクリームは冬の必需品です。手が荒れると、撮影は大変です。特に親指はなかなか治りません。スキーの撮影だと、スキー用のグローブをしたままだとカメラの操作はできないので、薄手の手袋を使います。寒い場所で手を冷やしてしまうと、荒れやすくなります。ですからハンドクリームでマメにケアをします。

ローションは、全身の乾燥対策です。肌が乾燥していると、布団についたダニなどに敏感に反応してしまうので、ケアしておきます。

薬、サプリメントも常備です。薬は、風邪薬、鼻炎の薬、正露丸、目薬などを持って行きます。私は喉が弱いので、調子が悪くなったら葛根湯をお湯で溶いて、飲んで、体があったまった瞬間に寝ます。

サプリメントは、ブルベリーサプリなどアイケアがメインです。ビタミンB系など元気が出るサプリもあると便利です。

うがい薬は、旅館によっては常備してくれるところもありますが、もし可能なら持って行けると便利です。冬場のインフルエンザ対策は出張先でも必須です。

花粉症、アレルギー対策のマスクや点鼻薬、甜茶なども季節によってはもっていきます。最近は空気清浄器や加湿器を用意してくれる場合も増えましたが、自分でも対策しておきます。

タオルは超重要です!宿泊数分持って行きます。撮影時の汗拭きや、雨が降ってきた場合のカバーにも使いますが、その日に使ったタオルは、その日のお風呂で使います。そうすれば、タオルに匂いが残ることはないので。石鹸で洗って、室内に干しておけば乾燥対策にもなります。

着替えは、汗が渇き易くて、かさばらないスポーツウェアやフリースを中心に持って行きます。ファッション性よりも実用性重視です。

レインコートは結構便利です。学校写真の場合、自分の荷物は自分で持ちながら撮影することも少なくありません。雨の日にカメラリュックを持って、傘をさして撮影するのは、かなり大変です。ただでさえ、シャッタースピードが落ちてしまう状況なのに、片手で撮影のリスクは大きいです。

また、自分が刺している傘の一部が写真に写りこんでしまうこともありますので、レインコートを着た方がいいでしょう。安い半透明のレインコートだとあまりかさばらずに収納できますが、ワークマン等で売っている防水機能もついている上着(ジャケット)もいいかも知れません。この際、カメラバッグのレインカバーも忘れずに。あと、カメラが濡れないようにタオルを活用するのはもちろんですが、レンズに水滴がつかないように注意しましょう。

今日はここまで。次回は、海や山など、特別な場合について紹介します。


記事を読んでくださり、ありがとうございます。 よろしければ、サポートをお願いできますでしょうか。 撮影機材をはじめ、写真ができるまでには結構お金がかかっていますので・・・