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撮影の持ち物リストを作っておく3 (カメラ、レンズ、ストロボ他)

こんにちは、カメラマンのhaytobellです。学校写真を10年ほど撮影しております。

今回も、前回の続きで撮影時の持ち物についてです。

<持ち物(グループ別)>
・普段の撮影に必要なもの
・出張撮影(宿泊)で必要なもの
・スキー撮影で必要なもの
・宿泊撮影で、当日朝にチェックするもの

普段の撮影に必要なもの

こちらをご覧ください。

出張撮影(宿泊)で必要なもの

こちらをご覧ください。

スキー撮影で必要なもの

今回は、スキー撮影で必要なもの、あると便利なものを紹介します。

年明け、1月から2月は中学校や高校でスキー教室が行われます。姉妹都市になっている場所にスキー場がある地域は、そこに行く傾向があります。なくても、毎年行っているスキー場があって、スキー教室や宿泊施設の方が迎えてくれます。

<スキー教室での持ち物>
・スキーウェア(上下)
・スキーグローブ、インナーグローブ
・ゴーグル、サングラス
・めがね(予備)
・耳あて
・リュック(スキーの時に使えるもの)
・カイロ
・タイツ
・靴用すべり止め

まず最初に、スキー板、スキーブーツ、ストックですが、こちらはレンタルしています。昔は持っていましたが、処分してしまって、今は持っていませんので。

もし、持っていたとしても、カメラ機材で荷物が多いので、スキー板やブーツまで持って行くのは難しいと思います。まずは、集合場所まで車で行けて、スキー教室の間 安全に駐車できるか確認しておいた方がいいと思います。

スキーウェア(上下)ですが、これは持参します。レンタルのスキーウェアでもOKの方もいるかも知れませんが、私が今使っているのは、ポケットがかなり多いです。ちょっと強引ですが、内ポケットにストロボもしまうことができます。

あと、ちょっと派手目なスキーウェアを来ていると、生徒さんがカメラマンだと認識してくれるので、撮影がやり易くなります。こちらを見つけると、手を振ってくれる機会も増えます。

スキーグローブ、インナーグローブですが、自分にあった使いやすいものを使います。スキーグローブだと、撮影はかなりやりにくいです。かろうじてシャッターは押せますが、絞りやシャッタースピードなど設定を変えるのは難しいです。

そこで登場するのがインナーグローブです。これは、カメラの操作がしやすく、つけたままスキーグローブも装着できるものがいいです。あまり寒くなければ、インナグローブだけで滑っていて、生徒さんを見つけたら滑りながら撮影することもあります。

「スキーは簡単で、楽しいよ~」というメッセージを伝えるためにも、できるだけ軽やかに滑るようにしています。昔は毎週のようにスキーに通っていましたが、最近は若くないので、事前の体力づくりやストレッチはちゃんとやるようにしています。

あと、我慢して手袋をしない。と言う選択肢もありますが、これだと、手があっと言う間に荒れます。あかぎれやしもやけができるとカメラ操作にも影響が出るので、マメにケアしておきます。

ゴーグル、サングラスですが、私の場合は吹雪でもない限り眼鏡の上からかけられるサングラスを使っています。サングラスのままだと、カメラの液晶モニターで露出を確認することが難しいので、老眼鏡のようにちょっとずらして確認します(笑)。ゴーグルを使っているとこれができないので要注意です。雪は反射率が高く、かなり露出を上げる必要があります。背景や光の向きによってもかなり違ってくるので、頻繁に設定は見直す必要があります。

めがね(予備)は、スキーに限らず持って行きます。裸眼では0.01なので眼鏡は必須です。今の眼鏡をつくる前に使っていた眼鏡をスーツケースに常備しています。

耳あて、ヘアバンド、ニット帽子、なんでもいいですが、耳を温めるものはあった方がいいです。スキー教室2日目、3日目になると、上級者と初心者で全然違う場所を滑っているので、カメラマンは大急ぎであっちこっちを滑る必要がありますので。

リュック(スキーの時に使えるもの)もあった方がいいです。行き返りは普通のカメラバッグに機材一式を入れていますが、スキーの時にはあまりにも大きすぎるし、重すぎます。転んだときにスペア機材も壊れてしまうのはリスクが大きすぎるので、最低限の機材だけ持って行くようにします。

カメラ用の緩衝材があるののが望ましいですが、なければタオル等を使って収納しておきます。私は、7D Markに便利ズームEF-S18-135mm F3.5-5.6 IS USMを付けて撮影することが多いです。リュックの中には、望遠レンズEF70-200mm F4L IS USMとスピードライト 600EX II-RT、そして予備電池を入れておきます。

スキー中でもカメラにストロボを装着している人もいますが、私の場合は転倒した時の破損リスクを考慮して、普段はつけていません。

ストロボを付けない場合は、光の向きに注意して、できるだけ順光側に回るようにしています。ゴーグルをしていても、目が透けて見えて、誰が判別できるといいと思います。グループ写真などを撮るときには、可能な限り生徒さんにはゴーグルを外してもらうようにします。

集合写真の時は、集合写真用のレンズと、予備のカメラも持って行きますが、そのままスキーをするには荷物が多すぎるので、可能な限り部屋に戻って、必要な機材のみ持って行くようにしています。

カイロは、自分用に手先を温めたり、腰の部分に貼っておくのもありますが、カメラにも貼っておきます。特にバッテリー部分。食事風景など、スキー場でも室内のスナップを多くしたい場合には、できるだけカバンの中にしまっておいて、常にカメラを温めておくと、結露しにくくなります。

タイツは、人それぞれですが、私の場合、最近寒さが身に染みるようになってきたので、タイツも履くことがあります。天候に応じて、使います。

靴用滑り止めは、スパイクのようなものがついていて、靴に着けられる滑り止めです。スキー場への行き返りはハイカットのスニーカーで、長靴ではないです。夜にスキー場で花火をしたり、グループごとに民宿に泊まって居たりすると、カメラマンが回って撮影をすることがあります。こんな時に役に立つのが靴に着ける滑り止めです。東京でも年に1、2回は大雪になることがあるので、持っておくと便利です。

今日はここまで。スキー教室での撮影についても書くことがありそうなので、またの機会に書こうと思います。


記事を読んでくださり、ありがとうございます。 よろしければ、サポートをお願いできますでしょうか。 撮影機材をはじめ、写真ができるまでには結構お金がかかっていますので・・・