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青年会議所×SDGs~理解から改善へ~

青年会議所活動最後の一年。
何を伝え、何を残し、より良くなることを考え続けた結果
今回は、以下の内容を書き示すことにしました。
※以下、黙読時間5分。

青年会議所に入会したことで視野が広がり、視座が広がりました。これだけで人生変わったな。と思ってます。地域や各地で行動を起こしている仲間
多くの価値観に触れることが出来ることJCで得ることができるベネフィットです。得るものがあるからこそ、最大限の効果に繋がります。
今から書くことは、体験、経験、実践を通して思うことを書き並べます。
読み手によっては、なんやねん!これ!と、思うかもしれませんが、一つの思考として捉えてください。思うことを書き並べています。事前に申し上げますが、ご容赦ください。決して、SDGsから離れないように。と、言うつもりはありません。SDGsを番号のマッピングからさらに実践に向けて改善してほしい。と考えています。

さて、本題に入ろうかなと思います。
※青年会議所の方は、そのままお読みください。
※青年会議所以外の方は、「青年会議所」の部分を「ご自身や企業名、団体名」などに置き換えて一読お願いします。

青年会議所とSDGs

少し歴史に触れていきます。知っている人は知っていると思いますが、新しく入ったメンバーは知らないこともあるので、念のため書いておきす。

2015年 SDGsが始まる
2016年 青年会議所の運動の一つになる
2019年 日本青年会議所がSDGsを一番推進している青年団体となる。
2020年 以降 現在に至る

簡単に言うとこんな流れです。
詳しくはググるか、聞いてください(笑)

おそらくですが、記憶が正しければ
2019年から事業計画書にはSDGsのターゲット番号が記載されるようになっていたかなと思います。たしか。そう。

この時期は、時の鎌田会頭が年初の京都会議にて一番になる宣言を行い、年末には結果を残し一番になりました。有言実行とはこの事だなと感じた瞬間だったことを覚えています。詳しくはググりましょう。

このようなストーリーがあるところから、青年会議所では事業、例会、運動、活動において、ゴール番号を設定し、ターゲットにおける指標を示すなどの視点を持つことや実践に向けたアクションが繰り返し行われて来ました。

過去の事業は、【gianpocket】という、全国の提出された計画書をまとめている場所があるので、知っている人も知らない人も覗いて見ると良いと思います。

結果として、何を伝えたいのかと言うと、

SDGsウォッシュやめませんか。

2021のサマコンにおいても似たように言葉?だったかな?忘れちゃいましたが、玉木氏から発信されたかと思います。
当時も「そーだよな」と、思っていましたが、今では、更に「その通りだ」と、感じています。

最初のフェーズとしては、自分たちのアクションが何番と繋がるのか。を、知ること。ここは、導入としては良いフェーズとなったと思います。

大事なことは、この先にあります。

青年会議所の目線

青年会議所は、組織体制の入れ替わり、良くも悪くも単(短)年度制度を設けており、毎年リーダーが変わります。このリーダーのもと持続可能な社会の実現に向けてアクションを起こしています。

2022年は、未来に向かって走り続けている青年会議所にとって大事な1年になります。各地域がより明確なビジョンを策定し、青年会議所の運動を展開すること。この未来に向かってビジョン策定に全国が動いています。楽しみです。

誰一人取り残さない

青年会議所は常に新しい仲間が増えています。上記にお伝えしたとおり2019年の出来事を知っていることも、まず知らないでしょう。ほぼ知らないはず。この事実を知らない新しい仲間に、過去の実績を伝えても分からないよね。

認知度が上がっているとは言うものの、「マークを知っているのか」「関連付けできているのか」ハードルの違いで見え方や、考え方が変わってくる。だからこそ、青年会議所としてSDGsを推進し続けるのならば、新しいメンバーには組織として「伝わる」時間を設けることが必要になってきます。

各地の青年会議所では、事業計画書に項目あるけど、何を考えて、設定したら良いのか?まだまだ疑問に思うこと多くあるんじゃないかなと思ってます。次の項目から書き留めます。

SDGsの概念を知る

SDGsって何?って話しは、それぞれで調べてください。ここからは実践に向けた思考を伝えたいと思います。

バックキャスト

1つは、バックキャスト(=ムーンショット)と言われる思考です。つまりは、未来、ビジョンを定めることです。ここを逆に考えるとフォアキャストと言われる思考があります。
フォアキャストが悪いという話をするつもりはありません。思考的な話ですので、双方ありますけど、SDGsはバックキャストと呼ばれる思考です。という入口の話を知っておくと良いと思います。

さて、本年度から日本青年会議所では、事業計画書の書式体裁が変わっています。ご存知でしたか?この話、変わったこと!そのものが、各地で知られていない可能性もあります。また、使っていない場合もあるでしょう。
使わないといけないの?という話もでできそうな雰囲気があるので伝えておきますが、【使わないといけない】ルールはありません。逆も、【使わなくても良い】もありません。
各地の青年会議所に委せているのが現状です。(たぶん)

ここで、一言伝えるのであれば、日本青年会議所の書式は時代に即した書式はであり、項目であると思ってます。また、時代や社会が変われば運動のやり方やあり方が変わると同じで、事業計画書の体裁も変わるべきでしょう。逆に、変えない理由って何?って、思うんですよね。

私は、「変えない理由」は見つからず、「変えるべき理由」は、明確だと思います。組織が時代に即したアクションがあるのに、一つの書式が時代に即した体裁にならない。率先した行動と言われ、先進的に活動する青年会議所だからこそチャレンジしてほしい。と考えています。

事業計画書の変革

そんなことを考え続けていた2021年。1つのご縁があり、事業計画書についてお話をする機会がありました。SDGsに本気で取り組むならば、ビジョン、あるべき姿を見える化していく必要があると。これが去年の秋頃の話だったかなと思います。結果として、変わりました(笑)。私の話が本筋なのかわかりませんが、変わりました。背景の前に、あるべき姿、ビジョンを描く。

時代は流れ、時が過ぎ、社会が変革していくスピードが、コロナによってより早く加速した。青年会議所としても常に変革し続けていきましょう。

平和を強く感じる今日この頃。

明るい豊かな社会、恒久的な世界平和
に向けて行動を起こし続けていきましょう

組織がSDGsを実践するために

最初に書いたように、運動との関連付けは理解してきている時期に入っていると思います。ここからは、実際に理解し改善していくフェーズに入る必要があると思ってます。

SDGsの番号と運動のマッピング。
この先へ。

次のフェーズは、【改善】!!

運動の計画において、ビジョンを描き、あるべき未来を描く。そこから全体をデザインする。つまりは、【未来をデザイン】すること。

未来を置き去りにしてませんか

皆さんは未来をどのように描いてますか。
事業構築をするにあたって、いつ、どんなときも、未来を描き続けてますか?あれや、これやと考えているうちに目の前の課題に終われ、物事詰め込んでいませんか。そして、結果として、未来が置き去りになり、この事業構築の目指している未来とかけは離れたりしてませんか。【未来よし】の思考を忘れずにいきましょう。

地球を置き去りにしてませんか

事業構築をしているメンバーの皆さま。環境負荷を考え、JCあるあるで「紙ベースをデジタル化=QRコード対応」にすることが多いかな。また、事業計画書においても、アンケートをデジタル化することで紙という資源を使わない。これは、本当に地球のことを考えているのでしょうか。地球に負担をかけているのは誰でしょうか。【地球よし】の思考を忘れずにいきましょう。

作り手を置き去りにしてませんか

主役となる委員会メンバーの考えを取り入れてますか?私が考えるに作り手は、委員長ではなく、委員会メンバーだと思っています。そして、出向という場面に集まった各地の出向者をだれ一人取り残さないように事業構築を進めてますか?あらゆる諸事情は想定できますが、関われるようにしていき、【作り手よし】の思考を忘れずにいきましょう!

買い手を置き去りにしてませんか

青年会議所における買い手とは誰なのか。事業計画において大事なポイントかなと思います。買い手とは、「参加者」であると考えると、考えやすいのではないかなと思います。委員会の使命からやりたいことをやる。リーダーのからのmissionによりやらねばいけないことをやる。一途な想いからリーダーのビジョンを実現するために、様々な手法を考案し計画を練り上げる。さて、ここで一息入れてみましょう。その計画は参加者の目線、参加者からの共感に繋がりますか?【買い手よし】の思考を忘れずにいきましょう。

売り手を置き去りにしてませんか

青年会議所の事業や運動における売り手をどのようにイメージしますか?直接、お客さまに提供する役割のある、主催者、委員会ですよね。ここは間違いないと思っています。となれば、売り手を考えたアクションとは何でしょうか。それは、ただ1つです。事業当日のタイムスケジュール、人の動き、設営、運営のことを考えていますか?参加者に対して提供できる主催者の役割は大きいです。【売り手よし】の思考を忘れずに、しっかりとゴールを定めていきましょう。

世間よしを置き去りにしてませんか

運営や事業における世間とは何ですか?考えたことありますか?世間とは、各地の会員会議所のある地域や日本の世論、ある一定の社会に当たると思います。難しく考える必要ありません。ターゲットがわかっているなら関連付けした社会が世間になるでしょう。対内事業で世間って何?って言われそうなので伝えておきます。皆さんの行っている対内事業、運動で、トレードオフになる方は本当にいませんか?【世間よし】の思考を忘れずにいきましょう!

トレードオフを考える

ここまで六方よしについて、あらゆる立ち位置で触りに触れてきました。簡単には伝えるならば、SDGsを意識してアクションを考えるのであれば、どんなことをやります。より、まずはあらゆる立ち位置、立場のことを考えて「誰一人取り残さない」ということを意識する必要があります。この大前提のことから、私たちが行っていくアクションは世の中、世間、世論、社会に対して課題解決に、繋がる行動になります。しかし、考えてみてください。あなたが行動を起こすことで、影響のある社会、世界はありませんか?必ずありますよ。常に意識してみましょう。トレードオフからトレードオンになれる社会を実現しましょう。

さて、ここから本番最後ですよ。

六方よしを考えたときに重要なことは、あなたは“いま”誰の目線で物事を考えていますか?という話です。

誰が正解で、誰が間違いという話ではないです。誰一人取り残さない。という基本の想いを考えて、事業構築していくのであれば、それぞれの立場や立ち位置、そして、参加者などに向けた視点を明確に回答できますか?という話です。

いろいろと進むと、誰かが置き去りにされてませんか?また、あらゆる事を考えて行動したときに自己犠牲していませんか?誰一人置き去りを考えたときに、自分自身を犠牲に、置き去りにしてませんか?

誰かのために、何かをしてあげたい。
より良くなることで、より悪くなる事が起きる。

誰かのために、何かをすることで
誰一人取り残さない社会を実現する。

そこには

トレードオフからトレードオンの思考を!!

あなた自身は、いまどこにいますか?

青年会議所とは

青年会議所とは行動を起こしてこそ効果を発揮します。何もしなければ当然何も起きないし、効果も現れない結果も見えない。だからこそ挑戦することがとても大事なこと。その中において、挑戦すると同時に、ビジョンの明確化、問題発見、課題解決、効果、検証、振り返り、引き継ぎ、継承、残していきたい、の、プロセスを行動から学べる最大の大人の学校であると言えます。

いま、現役であるメンバーの皆さまには、自分らしく行動を起こしてほしい。最初は小さな一歩でも構わない。最初の一歩踏み出す時から本気で取り組んでください。必ず、利他の精神が自分の成長に繋がることは約束されています。

SDGsの概念といて、「誰一人取り残さない」という言葉があります。
その言葉の中にある「誰一人」に、自分を忘れずにしてください。

六方よしからの行動へ

SDGsを本気で取り組み推進するためには、まだまだ情報が足りません。言えることは、上記の内容で書いたことは目線です。私と会議が同じになった人はわかるかもしれません。常に【目線】を気にします。特に参加者です。しかし、これではダメだと気付きました。あるべきことは、未来と地球です。

まずは、いまの計画はどのような未来、ビジョンを描いているのか。ビジョンの明確化が重要です。同時に、地球のことです。地球はすでに資源を使い過ぎています。2017年すでに1、7個分の資源を日本は使っています。2030年では2個分です。世界の人がいまの生活をしていたら、2050年は3個分です。資源は枯渇しています。みなさんの行動は地球のために、どのような工夫をして、行動に変えていますか?

世間よし、買い手よし、売り手よし、作り手よし
地域の人、参加する人、提供する人、事業構築する人
あなたは、すべての人の目線が見えていますか。
あなたは、すべての人の思考が見えていますか。
あなたは、すべての人の行動が見えていますか。

行動指針について

六方よしの思考について、「あ~わかる」「なんとなくわかる」「だから、なんだったの?」と、皆さんの言葉が聞こえてきます。六方よしのあとの【行動指針】=行動方針 が大事なんですよ。

この行動指針については、様々なワークを通して、学びや気付きを得て、見つけていく必要があります。

複数人称となる、企業、組織、団体において、少なくとも内部の社員、仲間、メンバーが全員関わること、理解すること、実践する意識を持つことが重要です。もちろん、個人も同じです。

この学びを得る機会を、当社は皆さまに提供しています。

本記事は、全体の10%ぐらいです。一歩踏み出すための情報です。ここまでの内容が整理できることがSDGs推進に向けた改善のスタートラインです。

今後、より詳しく、具体的に、青年会議所をはじめ、企業、団体、行政の皆さまの事業、運動をSDGs推進宣言に向けて改善していきたい皆さまからのご相談をお待ちしております。全国の仲間がお手伝いさせていただきます!

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↑↑上記可視化された、SDGs推進宣言(案)
推進宣言の表現も多様化するはずです。カタチに捉われることなく、個人、企業、団体、行政の想いの詰まったSDGs推進宣言書を作ってみませんか。内部のSDGs推進アドバイザーの育成など、「SDGs推進宣言」に向けたSDGs実践できるよう伴走支援をさせていただきます。

ご相談先 SDGs推進宣言相談所~結~
↓↓公式LINE↓↓

※青年会議所の方は、○○ブロック JCI○○と記入してください。
※青年会議所以外の方は、お住まい お名前をお願いします。

この投稿の最後に1つお伝えします。

(おまけ)からっぽの椅子

ネイティブアメリカンの会議
個人、企業、組織、行政などの未来ビジョンを考えるのに、ここに居てほしいけど「ここに居ない(いられない)人」たちは誰ですか?
どうやったら、その人たちの声や思いを共有や共感を得ることができますか?ちょっと立ち止まって、考えてみてください。

きっと、何かに気付き、何か想像できたと思います。
その見えなかったところを、構築してみてください。

SDGs

誰一人取り残さない

世代を超えて すべての人が 自分らしく 生き抜ける

その事業を実施することで、悪くなる社会ありませんか。

その事業を構築することで、あなたはどこに居ますか。

より良い未来を描きましょう。

まちのビジョンを描き続けましょう。

すべてを包み込み「未来をデザイン」していきましょう。

東村山青年会議所
東京ブロック協議会2021会長
関東地区協議会2022監査担当役員
2022年卒業候補者
SDGs推進コンサルタント

自己紹介はコチラをクリック。








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