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『はじまりのこえ』

橘こころさんの新刊。一世を風靡したあの『ビリギャル』のお母さんから、新米ママさんへのあたたかいエールです。



赤ちゃんができたって。
私のなかに?
本当なのかな。


おそらからね
ずっとみてたんだよ
ママがよくて
ここにきたんだよ

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左のページにお母さんの気持ち、右のページに赤ちゃんの気持ちが綴られている。ゆったり、ほっこりできる本。

ただこんな嬉しい気持ちもあるけれど、つわりや夜泣き、病気やイヤイヤ期のこともまたしっかりと書かれているのだ。そんな時、どうしても子供を責めてしまって、もう死んでしまいたいくらい辛くなる。どんなお母さんもそうなんだろうと思う。だけど実は、赤ちゃんの魂の声は、ずっとお母さんにありがとうを伝えている。聞こえようが、聞こえまいが。ずっと語りかけている。

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僕は学習塾を経営させていただいているのだけれど、子供たちが一番喜ぶのは親御さんのいいところを話した時なのだ。親子仲がいい生徒だけではなく、普段どんなに大喧嘩をしている生徒でも同じである。別段、声をあげて喜ぶわけではないけれど、肩の微妙なせりあがり具合とか課題への身の入り方が違うものだから、確信していることだ。

人が、もし信仰している神に呪われてしまっても、他者がその神の悪口を述べることは許されないだろう。少し前、二宮尊徳の七代目の子孫、中桐万里子さんから「親御さんの悪口を言っていいのは本人だけ」なのだと優しく教えていただいたけれど、親というものもそれと極めて近い。親御さんとの仲が回復した生徒らは、落ち着きを取り戻して彼らのペースでゆっくり着実に学び始めるし、僕のこともまた認め始めてくれる。

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姉は(準?)不良娘、弟は自暴自棄、妹は不登校だった。死の寸前まで追い込まれて掴んだ、こころさんの魂の声の聞き取り方。ハッピーマタニティプレゼントとして書かれた本書だけれども、僕は小さいお子さんをお持ちの方に、この本を子供とともに読んでいただきたいと強く思う。

相対してしまうとなかなか言うことができない本音というものがある。お母さんは子供の、子供はお母さんのそんな魂の声を本当は聞きたい。この書籍であれば、そんな魂のかけ橋となってくれそうだ。

弱い心といっしょにいるために、この小さな本をどうでしょうか。

お読みくださいまして、誠にありがとうございます!
めっちゃ嬉しいです😃

起業家研究所・学習塾omiiko 代表 松井勇人(まつい はやと)

下のリンクの書籍出させていただきました。
ご感想いただけましたら、この上ない幸いです😃

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