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英検1級 TOEIC満点への道

私は英検1級もTOEIC満点も持っていない。このブログは、ある挑戦者の記録である。

吾輩は研究者である。名前はまだ無い。

認められてはいないが、私は自分で「起業家研究者である」と言い張っている。ちなみに書籍を3冊上梓しているが、世間さまに認められないものを認められているとは言えない。

ゴールデンウィークに地元の番長が開いてくれたBBQで、こんな話をされた。

「俺が本を書いた方が、絶対に面白いぞ」
「お前の本より遥かに売れるわ」

言っているのが番長なので、仲間が皆うなづいてしまうのである。

かつて「私の本は300万部売れる」と豪語したことがある。結果、まったく売れないという大恥をかいた。

この極めて苦い経験をえぐられるのは、正直しんどいのでやめて欲しいと思う。

数年前、私にフラれたことを根に持っているA女史からも、番長と同じセリフで煽られた。つもりは一切ないが、彼女の中でそうなってしまっており、ことあるごとに絡まれる。

「松井さんの本、全然売れないんでしょ?」
「私の方が、文章も考えることも断然面白いよ」
「文章だって、毎日鍛えてるんだから!」

セリフだけを見ると可愛らしい感じもするが、実際はまったく可愛くない。

しかも弱った心に突き刺さる。
特に「本売れてない」のくだりだ。

仕方なく、なぜか毎回話に付き合う。

「うむ、どんなものを書いているんだ?」

そう聞くと、どうやら仕事終わりの業務日報らしい。

「お前の業務日報が、書店で平積みにされるわけないだろ?」

吐くつもりのない毒を吐いてしまうことを、許して欲しいと思う。

番長はさらに酷い。
さんざん威張り散らすので、

「そもそも番長は本屋に行くのかよ?」

と聞くと、

「俺が本屋なんぞに行くか!」
「生まれてこの方、本屋なんぞ行ったことがないわ!」

と語った。

「う、うん」

「それでもお前より学がある」
「分かるか?」
「俺にはお前などにはない圧倒的な財力と、それに基づく経験がある」
「お前より遥かに良い本が書けるに決まってるだろう」
「・・・(略)・・・」

まるでドン・クリークのような口ぶりだった。
そして長い長い話が始まった。

私としては、番長が学問で絡んでくることには理解に苦しむ。そもそも彼は、偏差値が低過ぎて地元の高校に入れなかった男だ。

にもかかわらず、仲間は「その通りだ」という顔をしてビールを飲んでいる。私はと言えば、只々神妙な顔でいるほかなかった。

愚痴が長くなった。
それでも私は、「僕は研究者だ」と根性で言い張っているのである。

番長とフラれ女の件は諦めるしかないが、別の問題がある。

英書を読んで知らない単語が多々あることだ。
ここからがやっと真面目な話である。

例えば、現在読み進めている書籍『プラグマティズム』。緑の四角で囲った3つのパラグラフのうち、実に4つの単語を知らない。

James, W. (2020). Pragmatism. In Pragmatism (pp. 53-75). Routledge.

電子書籍をタップすれば意味が分かるとはいえ、何度も同じ単語をタップしていると自分がアホに思えてくる。

英検1級の単語が急務なのだ。

ちなみにTOEIC990を取ったとしても、勉強しなければ英検1級の単語問題はほとんど分からない。SANTAというアプリ換算に過ぎないが、私のスコアは970。だが、英検1級の単語問題になると、ほとんど「見た覚えすらない」のだ。

ネット上では「そんな単語覚える意味があるのか」という意見も散見されるが、哲学書などを読む上では必須となる。

英単語の覚え方


現在、大学受験以上の難しい英語試験を受ける場合、覚え方の主流は1000単語ごとなど、大きなまとまりで覚える方法だ。

YouTubeで「単語の覚え方」と検索すれば、わんさか出てくる。

静岡の公立高校受験くらいまでは、コツコツ覚えればいい。ただ難関資格ではパラダイムシフトが必要になるという。

私も実際は、こうした覚え方をしたことがなく怖かった。とても信じられなかった。貴重な時間が無駄になるではないかと。

だが、意を決して始めることにした。普通にやっていたら、埒があかないからである。

利用するアプリは『でた単』。ちょうど100単語ずつユニットが組まれている。操作感もしっくりくるのだ。

ちなみに英検準二級までは無料なので、ぜひお子様にも試していただきたい。私の塾でも順次導入する予定である。

現在、5日間試している。

一日200単語を2セット、でた単の「練習」機能を使って行なっている。所要時間は1日1時間程度。

また、アプリabceedで旺文社の『英検1級 語彙問題完全制覇』を購入し、練習している。

TOEICのパート5や英検の語彙問題の練習は、絶対にアプリの方が取り組みやすい。

ただし、手っ取り早く点数を上げたいだけならば、断然過去問を繰り返すことをお勧めする。

「TOEIC900、3ヶ月で達成」などの体験YouTubeを去年から見まくったが、彼らは全員、過去問を解いている。

私に言わせれば、問題演習も「本当にこれだけなの?」と驚くほど少ない。

「公式問題集3冊を5回繰り返しました」
「単語は単語集『金のフレーズ』だけです」

英検にせよ、TOEICにせよ、大学受験・高校受験にせよ、やはり過去問は必須。威力抜群である。

静岡県高校入試を控えている皆様

ということで、静岡県高校入試を控えている皆様。過去問3年分を少なくとも3回通り、できれば5回通りはこなすことを強くお勧めします。

これから入試までの勉強は、それ以外手を出さなくても良い。

入試の問題は学力調査テストや定期テストと比較し、段違いに難解だ。ぶっつけで解くと大ダメージを喰らうことになる。

ただし去年、2022年の問題は簡単だったので注意してほしい。「出来るではないか」と慢心すると、今年はおそらく難化するので撃沈するだろう。

私も高校受験の時、第一志望を諦めて合計点数で50点下の高校を受験したのだが、正直落ちたと思った。入試問題があまりに難解で出来が悪かったためだ。

両親に話すとブチ切れられたから、三重苦である。もちろん、しばらく激しく落ち込んだ。

受験には過去問。
これが鉄則である。

私は単語を覚えられれば、それでいい。研究メインなのだ。ついでにじっくり、英検1級にも取り組みます。

高校受験生で英単語が足りなくて大逆転狙いの生徒も、上の方法を試していただきたい。

リンクの上から2番目、ブレイクスルー佐々木のやり方を真似して頑張ってね!!

ちなみに僕が憧れてるのは下の動画にもある、HARU  EnglishのHARUさん。こんなしゃべり方にしたいと思って、密かにHARUさんの喋り方を練習しています!!!

サポートありがとうございます!とっても嬉しいです(^▽^)/