作文が書けない高校生に贈る、村上春樹のカキフライ理論。
文章ってのは、本質を書いちゃいけないんだなぁってつくづく思う。高校生の作文を手伝っていて、例えばこんな文章をこの時期よく見せてもらう。
「部活では主将を務め、仲間のコミュニケーションを円滑にするように努めました。また学業の方でも・・・」
大切なことを言うためには、大切なことに直で迫ろうとしてはダメだ。ほぼ確実にその大切な何かに逃げられてしまうから。もっと、細部とか些末なことを記述せねばならないのだ。
例えば井坂康志先生から教えていただいた、村上春樹が勧める「書けない人の