高調波歪のゲートゾーベルによる対策
IPP129N10NF2SとC3M0120090Dを使用したアンプの、高調波歪やリンギングの対策を検討します。
具体的にはGate ZobelをGate-Drain間に1kΩ-100pF(fc(-3dB)=1.6MHzで設定してみます。
LTspiceのAC解析でGate Zobelの効果を確認してみます。
Gate Zobelなしだと、ゲート抵抗の値に応じて、3-4MHz付近にピークが生じています。これがリンギングや高調波歪に関連していると考えられます。
Gate Zobelを実装すると、このピークが消えて、ほぼ直線的に減衰して一次から二次の減衰に推移する用になります。
また、C3M0120090Dの実機で空中配線でGate Zobelを実装して見たところ、高調波歪やリンギング収まりました。
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