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電流源駆動とダーリントン駆動のAC解析

コンプリメンタリMOSFET(IRFP240, IRFP9240)を出力段として、電流源(2N3906, 2N3904)で駆動する場合とダーリントン(TTC004B, TTA004B)で駆動する場合の特性差をLTspiceによるAC解析で見てみます。

回路図: 電流源駆動(左)とダーリントン駆動(右)

電流源駆動はゲートとドレイン間にゲートゾーベルが付いています。
また、ダーリントン駆動はエミッタ抵抗にACバイパス用のコンデンサが付いています。
ゲート抵抗はそれぞれ220Ωと150Ωに設定しています。

AC解析: 電流源駆動(左)とダーリントン駆動(右)

結果としては、ダーリントン駆動の方が位相の回転が速いので、2次のポールの周波数(20->10MHz)がやや下がるようです。


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