心の矛盾
今回は僕なりの自己啓発を紹介したいと思います。
ネガティブをポジティブにする方法です。
皆さんは「矛盾」という言葉を聞いてどういうイメージをしますか?
またどんな時に使いますか?
僕はあまりいい意味で使うことは少なく、「矛盾」は悪い印象があり、使われるといい気分にはなりません。
辞書で調べても、「あることを一方では肯定し、同時に他方では否定するなど、理論の辻褄(つじつま)が合わないこと。物事の筋道や道理が合わないこと。」とあります。
結局同じでした…。
しかし本当に矛盾はネガティブなものなのか
タイトルにも書いてある
「心のの矛盾」については悪いことではないと感じています。
まず心の矛盾ってなんや?ってところですね。(笑)
自信もあるが不安もあるという状態のことを僕はそう呼んでいます。
例えをあげてみます。
僕たちは記者とこのような会話を試合前によくします。
Q.今週の試合に勝つ自信はありますか?
A.もちろん絶対に勝ちます。
誰が聞かれても同じ回答をするはずです。「自信はありません」なんていうアスリートはいないはずです。
でも本当に自信しかないのか。
僕の場合ぶっちゃけた話、心の中では自信と同じくらい不安な気持ちもあります。
(今週も絶対に勝つぞ!でもほんまに勝てるかな。あのFW抑えれるかな)と、
いつも自信と不安が入り混り、矛盾した状態にあります。
僕はこの心に起こる矛盾は成長や成功するためには、必要だと感じています。
**自信だけだといつか過信に変わってしまう恐れがある。
しかし不安な気持ちがあれば、過信することなく謙虚でいられる。 **
僕は不安になればなるほど、
「もっと努力して、もっといい準備をしないと」という気持ちにしてくれ、最大限の努力を引き出してくれます。
不安な気持ちがあるからこそ努力することができると感じています。
皆さんもないですか?
不安な気持ちが努力する原動力になったこと。
僕が心の矛盾が決して悪いことではないと気づき、うまく付き合えるようになったのは大学生の時でした。
それまではメンタル面でプレーが不安定になることも多かったんですが、今ではネガネィブな思考やメンタルが、自分の成長へと結びついていると感じられています。
「心の矛盾が自分の成長へと繋がっている」
と考えれば、不安な気持ちが出てきてももポジティブになれるはずです。
大きな大会や大事な試合前に緊張したり不安な気持ちになったときには、「良い準備をしようとしている証」だと思い、ポジティブに捉えましょう。
もちろん、違うという意見もあると思いますが、僕はこうやって心の矛盾と向き合い、成長してきたと自信を持って言えます。
この文章を読んでメンタルに不安を抱える人の助けになったり、「矛盾」に対するネガティブな印象を少しでも好転できたなら、書いてよかったと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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