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マクドナルドで後ろの席にいた大学生の不思議な話。

僕が先日、マクドナルドに行った時の話。

僕の後ろには、大学生の女性3人組のグループが、きゃっきゃしていた。

本当は、よくないがそうゆう人の話を盗み聞きするのが好きである。

主に恋愛の話をテーマに盛り上がっていたのだが、ある1人の女性が始めた話に、僕は惹きつけられた。

それは、その女性の友人の話だ。

その友人は、ある交通事故によって植物状態になってしまった。

2週間、3週間経っても、友人は目を覚ます事は、なかった。

しかし、その事故から1ヶ月後ついに、友人は、目を覚ます事ができた。

そして、目を覚ました事を聞き次の日に女性は、病院に見舞いに向かった。

そして、友人は、女性にこんな話をしたそうだ。

「僕は、ずっと夢をみていた。」

まだ、目覚めてから間も無いから訳のわからない事を、口にしてるだけだと思ったそうだが、よくよく話を聞いてみると、なんとも具体的であった。

「僕は、ずっと温泉に浸かってた。周りには、僕以外誰もいなくて、1つ不思議な事があった。それは、いくら浸かってものぼせないんだ。そしたら、ある時、50代後半ぐらいのおじさんが入ってきて、そんなにずっと浸かってると、のぼせちまうぞ〜と言われて、はい、出ます。といって温泉から出たら目が覚めたんだ。」

なんとも、不思議な話だ。

そのおじさんは、いったい誰だったのだろうか。

そして、そこがどこだったのか。

生死を彷徨ったことのある人は、このような不思議な経験をした事がある人が多い。

もし、あの時おじさんが、あがれと言ってくれなかったら今頃どうなっていたのだろう。

もし、あの時おじさんの言うことを、聞かなかったら。

考えれば、考えるだけゾッとする。










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