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関東第一高校サッカー部での3年間。

昨日、関東第一高校サッカー部としての3年間に、終止符を打った。

自分が、この高校3年間で何が重要だと感じ、何を学んだのか。

それは、いかに「自分と向き合えるか」ということ。


今までにも、色んな大人に言われてきたし、すごく当たり前でシンプルなことだけど、成長のためには、これが非常に重要度が高いと身をもって経験することができた。

誰だって自分の強い所とか、自分の好きな所だけにフォーカスを当てて、生きていきたいと思うし、それだけで生きていけたら何の苦労もいらない。

問題は、どうやって自分の弱さと向き合うか。


誰だって、自分の弱い所なんか見たくもないし、自分が弱いなんて信じたくもない。

でも、それと向き合えないと、見えるものが一向に変わらない。面白いぐらいに変わらない。

監督に言われてすごく印象に残っている言葉が、


「俺から逃げるってことは、自分から逃げてるのと一緒だぞ。」


監督は、常に一人一人の選手の弱い部分を把握していて

常に監督から言われることは自分の弱い所であり、自分が一番言われたくない言葉だった。

監督は、常に選手の弱さを映してくれる鏡であり続けてくれた。


弱さを指摘し続けてくれる人が、そばにいてくれる事ってすごく幸せな事だったんだなと、時間がたって気付いた。

最初は監督と向き合うことに、非常に苦労した。

今思うとそれは、監督を通して自分の弱さと向き合うのを拒んでいたからだと気付いた。

僕は、3年間サッカーを通して、

自分は何が出来て、何が出来ないのか、

自分は何が求められて、そのために他者や自分自身に対してどうやってたち振舞わなければならないのか、自分は何者なのかを、

選手とし人間としての両面で発見できた。


本当に大事なことって、いつでもシンプル。



サッカーというスポーツを好きでよかった。







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