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捉え方
捉え方で、生き方は大きく変わる。
嫌なこと、したくないこと、めんどくさいこと、後回しにしたいこと、すべて、人それぞれ違う。
人は皆、違う捉え方を持っている。AさんにとってしたいことはBさんにとってしたくないこと、Bさんがめんどくさいと思わないことが、Aさんからしたらめんどくさいこと。このように違いが存在する。これが人間だ。だから人付き合いは難しいし、人間関係で多くの問題が生じる。
人間関係がうまくいっていると感じている人の周りには、一歩引いて合わせている人が必ず存在する。また、そう感じている人も一歩引いて合わせている部分があるのだと思う。そのお互いの譲り合いで、人はうまく人間関係を築ける。私は、考えが全く同じで息の合う人なんて存在しないと思う。
しかし、心を許せる人、なんでも言い合える人、それは存在すると思う。遊んだり、笑ったり、泣いたり、喧嘩したり、日常生活で生まれる絆というものがあるからだ。そういう人たちは大事にしなければならない。
私はこれから社会に出て、いろいろな人と出会うことになるだろう。今までも割といろいろな人と出会い、いろいろな経験をしてきたつもりだ。それはただの"つもり"であって、過信に過ぎない。
いろいろな人と出会い、いろいろな人と仕事をしていかなければいけないという状況で、最近の若者は嫌な人とはしたくないからと投げやりになる人が多いと聞く。それが私たちゆとり世代の弱点であり、欠点だ。
そこで、その人と仕事をすることを、
嫌と捉えるか、成長できると捉えるか
これで、個人としても、客観的な目線からしても大きく印象が変わってくる。
嫌と捉えた場合、会社に行くのが憂鬱になり、仕事への覇気がなくなる。しかし、成長できると捉えると、モチベーションは上がるし、覇気も生まれる。
捉え方で日常は変わる。
私は高校のときの授業で聞いて、今でも忘れない言葉がある。それは、
「人生には、嫌なことなどなにもない。嫌なことが嫌なのではなく、そのことを嫌がっている自分が嫌なんだ」
という言葉だ。この言葉を聞いてから、私は、嫌だと思う回数が減った。日常生活の楽しさが増した。考え方一つで、捉え方一つで、嫌なことが減るのだから。
大人になってもこの捉え方をできているかはわからない。人は変わっていくものだ。まだなにも経験していないからできている捉え方なのかもしれない。この捉え方を覆すほど嫌なことがあるのかもしれない。
大人になって、もしこの文章を読み返す機会があったなら、自分に問いかけたい。
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