2日目/100日、じっかにかえる

「実家に行くよ」と言うようになったのはいつの頃からだろう?

「帰る場所」だった頃から、「行く場所」になった
実家を離れて何年目からの話だったろう?

なんて、帰ると言ってみたり、行くと言ってみたり、あやふやなのが現実で
とはいえ、実家で暮らしている頃は帰るしかなかった選択肢が、実家を出ることで帰ったり行ったりする場所になって

言葉って曖昧で、言葉って単純で、言葉って気の持ちようですねとも感じてみたり

そんな夏の実家時間

距離が離れていて帰る頻度が少ない人もいれば、すごい近くても全然帰らない人もいて
仲の良さにも関係したりしなかったり

大人になると、言葉の選択肢まで増えてみたりする

ただ、言葉の選択肢が増えてるようで、作りだす選択肢は減ってる気もして
時代によって、いろんな言葉が使われて、生まれて消えて、通じて通じなくて

「とりま、えもさが、ぱねぇ」

と、私含めて、私世代の人が言ってたら、なかなかどうした?となることもあり
もはや、きっと、この言葉すら、今の10代では使われなかったりしそうで
確認することができなくなっていくのも、大人の階段をのぼることなのかもしれない

ふわり

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