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義眼集成・序

物事はころころと転がっていく。

衝動的に書き始めた、誰に見せるでもない詩だった。
読み手がいないと始まらないと気づいた。
人に勧められて本を作り始めた。
デザインも絵もできないから写真を本の表紙にした。
本の中身は文字だけだかとばかり言われた。
いっそ写真の本を作ろう、という話になった。

というわけで、写真詩集を作ります。

強い意志を持って始めた箇所はないし、
他人の言葉に従ったものばかりではあるけれど、
自分の気持ちで、自分の言葉と写真を編むのです。

ルール説明

1.自分で撮った写真から、他の人に使うものを20枚くらい選んでもらう。
2.その写真ひとつひとつを題材に、即興のように詩を書き下ろす。
3.書き上がったと判断してから、24時間以内にnoteに上げる。
4.それを初出としてZINEなどで展開する。展開時には諸事情を加味することもある。

創作ルール

1.詩の題名は最後につける。
2.写真はオリジナルの状態で使用する。
3.詩の体裁、形式は固定しない。
4.詩の主題は予め用意しない。

要するに

自分の感性を基盤に、他者の視点をきっかけとして創作の幅を広げる。

ということが目標です。

写真が面白い、きれい、みたいなものでも全然構わない。
その上で、
少しでも自分も面白がれたらラッキー、
くらいのつもりで。

「義眼集成」ってどういう意味?

「義眼」ってあまりいいニュアンスの言葉ではないですよね。
自分が使っている当事者でもないので尚更です。
ただ、その人たちにとっての大切なものという前提の上でいるつもりです。

その上で、「義理」の目、血縁ではないつながりのような、自分の一部としての表現のつもりでつけました。

ですが、良くなければ変えるかもしれません。

で、今どんな感じ?

「義眼集成ver1.0.0」というフォトアルバムに、選んでもらった写真がありますので、よかったらなんとなく眺めていってください。

これから1ヶ月くらいで書き上げて、まとめていきたいなあ、と考えていますが、どうなることやら。


つづく。

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