(ショート・ショート・ショート)

物語を書き始める。書いては消す。消えた文章には色気が足りないのだ。もうすこし、あとすこし、書いてはまた消す。

_〆 (゜゜〃) #小説

(ショート・ショート・ショート)　　

八つ当たりをされ、怒られた。それが彼女なりの甘え方だと、すぐにわかった。しかし腑に落ちない。どんなに近い存在であろうとも、ある一定の距離感が『友達』には必要だ。

_〆(゜゜〃) #小説

(ショート・ショート・ショート)

空を眺めるのが好きだ。青空、曇り空、夕焼け空に星空。僕らの住むここに雲が留まっていないように、時の流れは絶えず動いている。ああ、いつか僕もあちら側に行くのかな。

_〆 (゜゜〃) #小説

(ショート・ショート・ショート)

守りたい人がいる。だけど、その人は私がいなくても生きている。そこに私の存在意義はあるのか。そこで悟った、私はその人のことが好きなのだと。

_〆 (゜゜〃) #小説

(ショート・ショート・ショート)

会いたい人がいる。遠すぎて、なかなか会えない。今頃は何をしているかしら？ その人の事を考えながら、布団に入る。

_〆 (゜゜〃) #小説

(ショート・ショート・ショート)

あの人に電話をかける。深夜のせいか、応答がない。手持ち無沙汰にSNSを開いた、その瞬間。その人から電話があった。

_〆 (゜゜〃) #小説