昭和11年2月26日、陸軍青年将校らによる二・二六事件が起こされました。
政党は政争を繰り返し、官僚は腐敗。財閥は私欲を満たすのみ。そして、それら政官財の国家を忘れた癒着ぶり。
憤りを感じた彼らの決起から88年が経った今、祖国の危機に立ち上がる若者はいるのでしょうか。
老生は、いると信じて政治家天命講座の講義を続けています。
よく「体が勝手に動いた」などと言いますが、動くべきときに動ける心身を、しっかりと養いましょう。
志士政治家としての稽古を重ね、「動ける人物」となってください。
令和6年2月26日
林英臣
以下は、林英臣の元氣メール(メルマガ)の連載です。最新号を転記致しますので、ぜひご覧ください。なお、各地の講義・講演等のご案内も載せております。拡散も伏してお願い申し上げます。
🔥日常生活を稽古の場と心得て修練に励もう!🔥
実戦の場は瞬間的変化の連続であるから、”ゆっくり考える余地”など、どこにもありません。ひたすら無心に、自然体で取り組むしかないのです。
無欲・無心になって余分な力を抜き、心身が統一された状態で対応出来るかどうかです。とりわけ激変期の指導者には、この瞬間的変化への対応力が必須となります。
よく、「体が勝手に動いた」などと言いますが、瞬間における巧みな動作というものは、いちいち頭で考えてから行われるものではありません。
熱い物に触れたときサッと手を引くように、瞬間の動きとして起こされるのです。そういう反射神経のような領域まで高めるのが、稽古を重ねることの目的でしょう。
「動ける人」というのは、まさにそういう修練を積んだ人のことです。
「岐れ路」すなわち勝負の分かれ道をつくるのが、その「平素の鍛錬」です。それによって体に付くのが、沖導師の言う「知慧」です。
「武道即生活」、これは武道の達人が異口同音に語る言葉です。稽古中だけが武道なのではなく、日常生活の起居動作全てが武道でなければならないという教えです。
「平素の鍛錬」の「平素」とは、まさに「生活」そのものにあります。
日常生活自体を稽古の場と心得て修練を重ねたときに、瞬間的変化に対して的確に動ける自分が現れ出ることになるというわけです。
そして「修養と訓練」は、「何を、何のためにとかいう打算を捨てて、無心にぶつかって行くことが肝要」となります。
注目されるために勝ちたい、自分だけ得をしたい、偉くなって誉められたい、などという私心で行うのではなく、「無心にぶつかって行くことが肝要」なのです
令和6年2月26日発行【林英臣の元氣メール第1847号】
〜密教ヨガに学ぶ神人合一の人生 其の六十八〜より
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