新型コロナウイルスに感染していましたと言う話

ここ3週間は外出することもなく、年末にわずか20分だけ人とお茶しただけで今流行りの新型コロナウイルスの感染者数の一人になってしまいました。
幸い、発熱時点でも多少の鼻水・悪寒・下痢くらいの症状で今は熱も下がっていますし、熱も下がったので保健所の方の指示の隔離期間も今日でおしまいということで取り急ぎは元気です。
あと、昨年僕に会った人たちは感染前の接触ですのでご安心ください。

年末については移動は100%自家用車、家族以外にはほとんど会ってないし
会食らしい会食はしていない。(お茶してて20分くらいマスクを外したのが原因)なのでみなさんの思っているよりあっさり感染しますのでご注意ください。

政治批判にはなってしまいますがこれで感染するなら会食なんて絶対ダメだろとは思いますしアホかとも思います。

具体的な症状としては軽い部類(軽症の中でも軽い)ので参考にはあまりならないと思いますが、38〜39℃の熱が3日続いて下痢と悪寒があったくらいなので、これは独身でちょっとの熱だと受診しないような人が街でばら撒いても仕方ない部分はあるなと思いました。僕の若い時の3:00AM帰宅が週5+土日のどこかで出社みたいな生活をしていた時期のデフォルトの健康状態より全然マシなので若くて体力があれば普通に遊ぶ人もいるでしょう。
実際罹ってみないとわからないとは思いますが、症状が出るまで本当にわからないのです。ジワジワ具合が悪くなるというより、ある日急に熱が出るみたいな感じです。濃厚接触者として事前に通達されなければ、緊急事態宣言下と言えど症状が出るまでは買い物etcの最低限の外出は続けていたと思います。ありがとう保健所のみなさん。

感染した人に行政的な作業として何が起きるかですけど
✔︎濃厚接触者になった時点で保健所から外出自粛要請が来る。
✔︎検査の段取りを組む。(熱が出たら検査早めてくれる。結果は翌日にわかる)
※上記の保健所からの連絡は感染源の保健所と在住エリアの保健所と両方からきます。
※検査は少しだけお金かかります(2000円とちょっと)

僕の居住区は急速に濃厚接触者が増えているとのことで保健所からの連絡は遅かったです。電話以外に確実に該当者とコミュニケーションが効率的に取れる方法があればいいのですけどね。
あと、携帯電話の番号から電話が掛かってきたのには驚きました。
XX区保健所の者ですがと言われてもどう信じていいかはわからない。でも個人情報の追加での要求も金銭の要求もなかったし本当の保健所の人だったのでしょう。たぶん。
ちなみに病院に検査に行く際には公共交通機関を使わないよう指示があります。
持っててよかった自家用車。おかげで家族丸ごと他人に接触することなく病院までいけました。

✔︎陽性なら発症から2週間の外出自粛延長が決まる。
※外出自粛期間のラスト3日に発熱があったらさらに延長
✔︎家族がいてもある程度自主隔離できそうだったらホテル隔離にはならないっぽい
食事時間をずらす、場所もずらす、風呂トイレは使ったら塩素消毒するが可能なら自宅隔離を指示されるようです。

実際のオペレーションですが僕が何の病気であろうと子供は構わず近づいてくるから実際の隔離のは難しいです。
PCR検査後はパパに近づくと鼻に棒でぐりぐりされるよの一言で止められるようになったのはよかったです。よっぽど嫌だったんでしょう。ごめんね。

起きている症状で一番参っていることは嗅覚がなくなったことです。

甘い苦い辛い酸っぱいはわかるけど一切の風味がない感じです。

方々に感染したって言って回ったら実は私も…的な人が何人が出てきてくれて嗅覚はN日後に戻ってきた的な体験をシェアしてくれる方が出てきたおかげで少し希望は持てました。(解熱後4日〜1ヶ月くらいの幅がありました)
この病気は、罹ってしまうと真面目に生活してきた人も遊んできた罰のような扱いをされるおかげで感染の公表をしづらいのかもしれません。

発熱からおよそ1週間後、少しずつ嗅覚は戻ってきました。
戻り方は10個くらいある匂いのセンサーがひとつずつ戻ってくる感じ。
だから記憶と違う匂いの期間は長いです。

いまだに嗅覚については本調子ではないのですけど現状はだいぶマシです。
まともじゃない感覚で過ごすと普通がわからなくなるのでいまだにちゃんと戻ったのかわからないのですけども。

外出自粛期間ですが、僕のケースの場合だと本人は発症から10日、家族は濃厚接触者にあたるので僕の発症から2週間の外出自粛を求められました。
つまり発症した同居人がいると発症した本人より同居している人のほうが外出自粛期間は長くなります。
また、困ったことに保健所の人は仕事がちゃんと回っていないのかこの期間を平気で間違えて電話してきます。
なので自分でもちゃんと計算しておくことが大切です。
なぜならば、彼らはなぜか短い方に間違えてくるのです。

このウイルスは驚くほど簡単に感染するし、指数関数的に広がっていくので誰かがうつした3人がさらに3人にうつして、いつかは注意しているはずの高リスクの人の住む環境を取り囲んでいるかもしれません。

こんなことを言っている人がもし周りにいたら注意したほうがいいかもしれません。無責任でなおかつ数学的なセンスはないので。
この病気はインフルエンザの比ではない感染力を持っていて重症化のリスクは若者もリスクは少ないといえど0ではないです。
感染者数が増えれば若者とはいえ死ぬ確率はグッと上がります。どう考えても若者だけ対策しないなんてことはできないです。
ゼロリスクにするのは不可能なのはわかりますが、何かしらの対策は必要ですし、どんな対策にせよ誰かの自由を制限する話になるので政治家の人たちにはもっと真剣に考えて欲しいところではあります。

最後は悪口に終わりましたが自宅療養・外出自粛期間を終えた今も外出には注意しようと思いますし困っている人にはできる限り手を差し伸べていきたいとは思います。

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