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ワクチン摂取@楽天クリムゾンハウス

今日(結構前)ワクチンの1回目を打った。何に対するワクチンなのかは言わずもがなであろう。もちろんコロナウイルスである。

「予約がめんどくさい、若年層は重症化などほとんどしないのだから、ワクチンを打ってわざわざ副反応を取りに行くようなことをする必要なぞないだろう」と渋っていくうちに月日が流れて行ってしまった。

そのうちに異物混入騒ぎが起き、因果関係は不明だが死者も出たと報道された。めんどくさいという思考は少し怖いという思考に変わってしまい、完全にワクチンを打つ機会を逃してしまっていた。

そんな中飛び込んできた横浜市民への楽天本社での職域接種の案内。直にワクチンを受けていなければ自分の行動範囲も制限されてしまうだろうと言う懸念と、クリムゾンハウスの中を少し覗けるのではないかと言う好奇心も相まって即座に予約のボタンを押した。

そして今日である。予約時間に間に合いそうになかったのだが、焦ることはないと二子玉川駅を優雅に歩いて行ったらちょうど予約時間ぴったり、すでに自分の次の予約時間の方々の列が出来上がっていた。自分の時間の列が見当たらなかったため、係員の方に聞くとすでに入場可能だとのことでスムーズに入ることができた。5分前集合は美徳とされるが、そんなもの結局待たされて悪なのだ。

今まで外から眺めるだけしかできなかった社員専用のエスカレーターに乗り、ゆうゆうと進んでいく。検温を済ませ進んでいくと、ワクチン摂取なにがしと書かれたシールを渡され胸に貼り、消毒を済ませ前に進んだ。

前に進むと楽天の会議室にたどり着いた。期待した通り楽天本社の見学ができ、歓喜する。通路の真ん中では田中将大からのメッセージ映像が流れており、ここが楽天本社だということを強く意識させられる。会議室には高名なデザイナーが製作したのであろうイスが並んでいる。特徴的なデザインだ。超大手IT企業の風情を感じる。

受付を三度ほど繰り返し、たどり着いたのは医者の元である。ひきつけを小さな時に一度やった事があるので予診表に記入しておいたのが悪かった。

念には念をの精神で待機時間30分と書かれた紙を渡された。あいにく急いで家を出てきたものだから文庫を忘れたのだ。時間を潰すものがスマホしかない。TwitterとYoutubeさえあれば十二分に時間を潰せるのだがそれではただのスマホ依存者である。否定はできない。

ワクチン摂取は1分もかからずに終わった。今までに注射で倒れたことはありませんか?アルコールでかぶれたりしませんか?などの危機管理的な質問をされ、二つともNOだった僕はTシャツの袖をたくし上げ、アルコールで消毒されたと思うとすぐに注射針を刺された。最近の注射はちくりともしないなという陳腐な感想が出た。もちろん口に出していない。

ワクチンを打ってくださったお医者さん?看護師さん?が可愛かったのですごく見つめてしまった。多分気持ち悪いと思われたに違いない。

注射を打ち終わるとまた受付があり、予診表が回収された。30分待機の仮初のVIPである僕は30分待機用の位置へと案内され、案の定結局スマホだけで待機時間を潰すことになった。

退場の受付を済ませると外には楽天パンダのポケットティッシュが山積みになっていた。ワクチンの戦利品として一つ持ち帰ることとした。

これは余談だが、ワクチンを受けるまでの三つの受付の途中に上に登る階段があり、Up Onlyと掲げられており、いい標語だなと薄々思っていた。しかし、帰りに階段を降りるときDown Onlyと書かれておりなんだ標語じゃなくただの案内だったのかと少しがっかりした。

外に出ると眩い光、さて昼飯を食べようと思ったが二子玉川に来るといつも一風堂に足が向かってしまうのでやめにした。

とりあえず一人でスターバックスに向かう気にもなれず、蔦屋家電の一階のファミマ!!でアイスコーヒーとLOOKのチョコレートを購入して駅へ戻った。

駅へ向かう最中、昨日の夜から考えていた計画を実行に移そうと思い立った。二子玉川から押上行きの列車に飛び乗り渋谷へ向かう。Bunkamuraを目指すのだ。

甘美なるフランス展の記事へ続く

追伸

18歳から20歳までのモデルナワクチンへの危険性を考慮し、2回目からはファイザーに切り替わるらしい。それもそれで危険なのではないかと少し心配だ。


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