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アメリカ東部の町 滞在記録

 長男が、正月休みで、実家に帰ってきました。11月に出張で1か月間アメリカのペンシルベニア州の町に滞在しました。そこで経験したことをエピソードを交えながら話してくれました。


ホテル

 ニューヨーク空港から、フィラデルフィア行きの飛行機に乗り換え、職場近くのホテルに、仕事始めの1日前に着きました。
 長い時間の旅でしたので、風呂に入ろうとしたところ、シャワーしかなく、タオルなどの洗面道具がありません。国内のホテルとは勝手が違いました。
 そのホテルに1か月近く滞在しますので、1日かけて準備を始めました。通勤は車となるのでレンタカーを借りました。必要な日用品を近くのマーケットで調達しました。

ホテル周辺

 ホテルの近くには、スーパーマーケット、マクドナルド、レストランなどあり、生活に困りません。
 物価高にはびっくりしました。マクドナルドで、ハンバーガーと、一緒に炭酸飲料、ポテトフライを注文しましたが、食べきれないほどの量で、代金は3,000円ほどかかりました。今回の出張は、食事代を会社に請求できるので、助かりました。
 内装に凝った、高級感のあるレストランが多かったです。ただ、どこも淡白な味付けで美味しくなかった。
 外食は、おいしいものを食べることより、家族や友人と寛げる雰囲気を味わうためにあるのかと、感じました。

車社会

 徹底した車社会になっています。
 道路の道幅は広いですが、歩道がありません。自転車を乗っている人を一度も見ませんでした。犬の散歩で歩いている人を見かける程度です。
 近くにあるスーパーマーケットに行くにも、凄いスピードで車が通り過ぎますので、危なくて歩いていけません。
 駐車場で、車体がボコボコの車を見かけました。交通事故は多いようで、事故を起こすと裁判所に出頭になくていけません。

 レストランで飲食して帰宅するにも、交通手段は車しかありません。こちらでは、ビールを1、2杯飲んで運転しても許されるようです。かなり酔って、明らかに飲酒運転と思われる人が、車で帰ったのを見かけました。

 朝の通勤途中で、子供を乗せる送迎車が、前をのろのろ走行していました。こちらでは、送迎車を追い抜くことは、交通法で禁止されています。車を止めて、子供達全員が乗り込むをじっと待っています。
 ところ変われば、交通法規もかなり違うものです。

暮らしぶり

 ここは、広大で平坦な地形で、河川が流れ、豊かな森林が残り、工場、研究所、住宅地、ショッピングセンターが点在する地域です。シカやリスなど動物によく出会います。
 少し離れたところには、レストラン、バー、専門店がある場所があり、週末には、近郊の人々が訪れます。
 住宅地は、広い庭に芝生がある家があり、さながら、映画のホームアローンの舞台をみるようです。中産階級の人々が、落ち着いた暮らしを送っています。
 アメリカンフットボールの地元チーム、イーグルスの試合があると、1時間ほど離れたフィラデルフィアまで、応援グッズを身に着け応援に行く家族が多いそうです。

治安

 近郊の都市、フィラデルフィアは治安が悪いようです。この辺でも、夜に外に出ることは控えるようにとのことでした。 スーパーのウォルマートでは、窃盗が多いため、入口に警官が見張っていたそうです。
 銃社会ですので、絶対の安全はないようです。

 旅行と違い、1か月の短い期間ではありましたが、、外国に暮らしてみて、長男もいろいろ思うことがあったようです。
 出張先で、以前一緒に働いた方がいて、自宅での昼食に誘われて、訪問したそうです。生活振りを知ることができたと言ってました。
 社会人になってから、海外に行き、違った文化、生活、習慣に触れることは、今の自分の生活を考える良い機会であったようです。

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