小沢健二から考える​、プラダとトヨタの90年代以降の顛末とグローバリゼーション(初出『AERA』ムック2010年)

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【解題】これは、小沢健二の「ひふみよ」ツアーが発表された直後に書いたやつ。プラダの靴を歌に登場させ、トヨタのCMソングを歌っていたことを自ら後悔した頃の小沢の話。なので、ツアー後はまた違った印象になる。この原稿自体は、90年代以降のプラダとトヨタという2つの企業の顛末を、グローバリゼーションの典型的な2つのあり方として論じている。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

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