夢日記202005
20200511
古民家の見学に来ている。
意外に来観者は多く、年配の女性たちがグループで来て、売店でお土産を買っていた。
座敷の長押の下に貼られている、この建物の建築における工夫などが書かれた紙を撮影しようとスマホを構えると、そこの長押の上に、古い木彫りの神像が飾られているのが目に入った。
素朴で木目の荒い、彩色もされていない男性の神様の像だ。
その神像に焦点を合わせてシャッターボタンを押すが、なぜか反応せず撮影が出来ない。
二度三度と試したところ撮影はできたが、今度は画像が暗くて写りが悪い。
それならストロボを使えばいいと、スマホのカメラ設定を変えて、もう一度シャッターボタンを押した。
隣にいた知らない女性が「あらあら、アカンべされてるよ」と笑っている。
神像を見上げると、さっきまでは表情も定かでなかった神様が、渋い顔をして赤い舌を出していた。
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