夢日記202301

20230108
白い大邸宅に住んでいる。

玄関ホールの真ん中に大きな階段があるが、私は階段の手摺に薄い木の板を組み付けて、細くて小さい別の階段を作り、そこを上り下りに使っている。
うっかり力を入れて歩くと、薄板が割れて足が突き抜ける。

そこでオブジェを作る仕事をしているのだが、素材は細い紐状に切られた、様々な本のページだ。
けっこう大きなものも作れるのだ。

客が来たらしく、様子を見に部屋の外へ出てみたら、白いスーツを着込んだ半グレみたいな若い男たちが数人、傲慢そうな態度で作品を値踏みしていた。
あんまり相手をしたくないな、と思っていると、スタッフの若い女性が、今日はマンモスのパレードの日ですよ、とそっと教えてくれた。

それは見ないわけには行かない。
私は階段を足で踏み抜きながら階下へ走り、玄関を飛び出した。

高架の下の長い道を、すでにマンモスたちが行進している。
私の知ってるマンモスとちょっと違う。
脚が細くて長いし、尻尾が枝分かれしている。
しかもスタスタと早足で過ぎ去って行く。

私は慌ててスマホのカメラを彼らに向けたが、どうやってもシャッターが降りない。
困ったなと思っていたら、マンモスの後から巨大な何かが進んできた。

透明なゼリーのようなものの中に、森羅万象の自然の生き物たちが内包されていて、それが蠢きながら、かつスムーズに滑るように移動している。

一体何なのかは分からない。
奇妙だが美しく、そしてそれらも画像に収めることは出来なかった。

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