夢日記201903

20190310

屋外にたくさんのお雛様が展示されている。

テーブルに展示されている小さな陶器のお雛様は、つらつらと一列に並べられていて、一つ倒したらドミノ倒しになりそうだ。

七段飾りや八段飾りの豪勢な雛壇が迷路のように並べられている所に来たら、槍を持った猫くらいの大きさの侍が、素早い動作で雛壇の間をすり抜けて走り去った。

慌てて追いかけたが見失ってしまった。

突然目の前に、雛人形と同じ装束を着た人間たちが現れた。

この人たちは人形なのかな、人間なのかな、と考えていると、白髪に白い山羊髭を生やした翁が、にこにこ微笑みながら私の前に片手を差し出した。

掌には、丸い桃色のお菓子がふたつみっつ乗っていた。


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