夢日記202311

20231128
暑い国だ。砂漠と言うよりは土漠といった光景が広がっている。

大きなアロエのような植物から砂糖を作る工場を見学している。
何もかも真っ白い研究室で説明を受けていると、看護師らしき女性が二人、慌てたように入ってきた。
一人は臨月の妊婦らしく、苦しそうに呻いていて、同僚の女性が彼女に肩を貸している。

「すみません、お手洗い貸してください」
そういって研究室の奥に有る化粧室のドアを押して入って行った.

大丈夫だろうかとみんなで様子を見ていると、すぐに産声が聞こえて、先程の妊婦さんが三歳くらいの男の子を抱いて出てきた。
同僚の女性もニコニコして付き添っている。

男の子はゲームキャラの何かが欲しいようで、6700円するけど買って欲しいとねだり、お母さんにそんなの買えないわ、と叱られていた。

研究員の担当者は、また砂糖作りの説明に戻り、青っぽい葉っぱの方からはさっぱりした味の砂糖が採れ、赤い方の葉っぱから取るとコクの有る濃い味の砂糖が採れると言う。

私は、さっきの女性二人は高校の同級生だったように思うのだが、もう苗字も変わっているだろうし、声をかけずにその背中を見送った。


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