夢日記202107

20210731

母の葬儀の後、姉兄と実家の片付けをしていると、既に鬼籍に入っている叔母や従姉妹が、若い頃そのままの姿で訪ねてきた。

元気そうだなと思いながら座布団などすすめていると、全く見ず知らずの子供たちや男性も一緒にいる。
その三十歳くらいの暗い表情の青年は、昔自分はここに住んでいたけど、あの場所からはいつも視線を感じていたとか、この場所が怪しかったなど言い出し、台所の床下収納を開けたりしている。

そんなことあったっけ?と考えていると、ソファにまた一人見知らぬ女性が座っていた。長い黒髪で、彼女も暗い表情をしている。
何となく嫌な感じだなと警戒していたら、僧侶だと名乗る男性が現れ、あの女性のことは自分に任せてくれれば良いと私に告げ、親しげに彼女の横に座った。

あんな面倒そうな人の相手をしてくれるなら、晩ごはんくらい出してもいいな、と私が言うと、兄が驚いた顔をしていた。

姉は台所で、お供物の餅をスライスしてかき餅を作っている。

私はこの人たち、泊まっていくなら布団と枕は幾つ必要だろうかと頭かずを数えている。

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