夢日記201910

20191031

学生時代の友人が結婚することになり、別の友人と式に着ていく服を選びにでかけた。

お店のマネキンにシックなワンピースが着せられていた。
上品なベージュで、襟元のきちんとした硬いデザインだ。

私がいいデザインだなと思って見ていると、友人もそれを指差し、店員に試着を依頼した。

ちょっと残念に思いながら、彼女が戻ってくるのをしばらく待っていたら、だいぶ経ってから不機嫌な顔をして戻ってきた。
「サイズが合わなくて、直してもらおうと思ったんだけど、なんだかダメみたいで」

店員がマネキンにまたワンピースを着せている。
その服にはたくさんのまち針が刺さっていた。

私も試着させてもらうと、サイズはピッタリだった。
友人が、これから用事があるからと店を出ようとするので、式に行く時待ち合わせて一緒に行かないかと声をかけると

「いつ、どこでやるかも知らないから」と言い、出て行ってしまった。

そう言えば私も知らないが、私は結婚式に招待されているのだろうか?

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20191013

田舎町のファミレスに入った。

奥のテーブル席に着くが、テーブルにはメニューが無い。
薹が立った無愛想なウェイトレスに、メニューをくださいと頼むと、A4サイズのファイルを渡してよこした。
中を見ると会社の資料のような書類がみっしり綴られている。

食事のメニューが欲しいと言うと、そういうものは無いと取り付く島もない。

それでもレストランなんだから、何かしら料理は出るんだろうと考えていると、隣のテーブルに座っている青年も、食事の注文ができず困っている。

何も注文できないのに、お客さんは次から次にやってくるので席が足りない。私は隣の青年に、相席していいかと尋ねた。
彼はどうでも良さそうに生返事をし、私はそそくさとそちらの席に移った。

「あんた54?」と彼が私に尋ねる。
なんの事かと思っていると、彼は自分の手の中の「55」の札を見せてくれた。
ああ、順番札か。私の札の数字はもっとだいぶ若かった。

ウェイトレスが何か食べるかと尋ねるので、私はナポリタンとサラダ、コーヒーを頼んだ。この程度のものなら作れるらしい。

数人の女性グループが賑やかに店内に入ってきて、私に向かって声をかけた。昔の友人や同僚たちだった。

向かいの青年は、まだ何を頼むべきか考えあぐねている。


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