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思索

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つれづれ。
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#noteでよかったこと

高い理想を追い求めることが恥ずかしいことだと思っていた

理由はわからないけれど、幼い頃から「一生懸命やらなくちゃ」「結果を出さなくちゃ」という気持ちが強かった。だからなのか、よく「完璧主義」「ストイック」と言われていた。 親にあまり褒められなかったからとかそういうのは抜きにして、自分に求める「当たり前」のラインが高かった。そしてほとんど無自覚に、それを人に押し付けてもいた。 そのせいで、周りから人がいなくなっていった。 おまけに自分の中での基準が高すぎて、自分の実力不足を受け入れられず、そこから目を背けるようになった。 幼

「現実」が少しずつ変わっていく感覚

ここ数ヶ月、わたしの人生がまた少しずつ動き出している感覚があった。ただあくまでそれはイメージの中での話で。けれど、最近「現実」も確かに変わってきているのだな、と感じた出来事があった。 * 先日、ツイッターのフォロワーさんと会った。 自分と向き合おうと思い始めたこの四年間で、初めて。 厳密に言うと、新しい出会いがないことはなかったけど、それらはカウンセラーやイメージコンサルタントといった目的と利害のある間柄だった。だから、純粋に新しく知り合った人に会うのは初めてだった。

自分が本当に欲しかったものに、やっと気が付きました

何をやっても達成感がすぐ消えて、気が付くと焦燥感に苛まれて、つい頑張りすぎてまた疲れて。いつのまにか息苦しくなってしまっていました。 なぜこんな風になってしまうか、その原因に気付きました。私は、自分が本当に欲しいものをわかっていなかったんだな……と。 増えるスキ、たまるモヤモヤnoteを始めたばかりの頃に比べたら、スキの数はかなり増えました。初めは1スキもつかなくて、自分でスキしていたりしたのに、今では50を越えた記事もあるし、コメントももらえているし、ツイッターを始めて

旦那の話を書く裏側で、思っていること

今日は少し裏話的なことを書く。 * たくさん読んでくれる方はもうご存知だと思うけど、私はnoteで、ちょくちょく旦那の話をする。 エッセイに旦那が登場することは多いし、旦那が主題になることもある。 旦那とは、出会った頃から数えると、もうかれこれ10年以上のお付き合い。人生の半分近く一緒にいる。あと数年で半分以上になるのかな。そんな旦那は唯一、100%心を開ける相手。単純に見えて難解な性格で、なかなか人を信じられないわたしにとっての、唯一。 そして、引きこもり在宅ワー

サポートへの感謝の気持ちと、お金と自分の価値

このnoteを始めてから、大変ありがたいことに、何人かの方からサポートをいただきました。 本当に、本当に、ありがとうございます。 私はプロフィールにも書いていますが、お金に執着がありません。物欲はありますが、お金のために頑張ることができない人間です。 しかしこの度、サポートをもらったことがとても嬉しかったのです。 お金を得られた、ということよりも、私に対して金銭という対価を支払ってくれた……という事実が、とてもありがたいと感じました。 * これまでの人生でお金を得

「誰かを救う」ということ

ここ最近、「誰か救う」「誰かに救われる」ということについて考えさせられることが多くあったので、そのエピソードと共に考えたことをつらつら綴りたいと思います。 この記事は自分自身が迷ったときの指標としてしたためますが、こうして顔が見えない誰かに発信する場に身を置くみなさんにも、通じるものがあるといいな。 ここで伝えたいのは主にふたつです。ひとつは「自分が救いたいと思った人を救えなくとも、その想いや祈りが、見えないところで別の誰かを救っている」ということ。そしてもうひとつは、「