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思索

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つれづれ。
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#日記

委ねることが怖かった理由 冬至に浮かび上がったもの

わたしはずっと、この世界が怖くて仕方なかった。 周りが全員、敵だと思っていた。 冬至であらわになったものは、やっぱり「根深い恐怖」だった。 手を替え品を替え、あらゆる形で解放を促されてきたけど、結構深いところまで行ったな……という感じ。 毎年この時期、必ずと言っていいほど、母親絡みのトラウマが浮上する。 それを自覚したのは2019年の年末だったかな。 細かいことは忘れてしまったけど、その辺りから毎年。 それ以前からどうだったかはよく覚えてないけど、なんやかんや、毎年冬は

「元気」とは言えないけど、前より「軽い」

おととい記事を投稿してから、焦りや不安が一気に噴出してきた。 思ったよりスキが少なくて悲しいとか、読んでもらってもつまんないって思われてたらどうしようとか、そういう不安。 noteで投稿をたくさんしはじめてちょうど4年くらい経つけど、最初の頃はそういう感情が出てきても、感じても仕方がないって無視していたっけ。 2020年の年末で時代が変わった。 時代が変わる前は、その自己欺瞞のまま突き進めた。 揺らぐ感情を押し殺し、経験と実績でねじ伏せるという事ができた。 でも、時代

思い切って好きな色のパーカーを買ったら

「3シーズン使える」 「着回しができる」 そういう触れ込みのアイテムにものすごくこだわっていたけど、やめようと思った話。 私は今、クローゼットを再構築中。 おしゃれになりたくてプロの診断を受けたり、ショッピング同行をお願いしたりもしたのだけど、自分のライフスタイルやニーズをきちんと理解せずに理論だけ知っても、いまいち上手くいかなかった。 それで、まず自分は、自分の現状をしっかり受け入れる事が大事なんだなと思い知って、自分に向き合う事をやってきた。同時に、今の自分には必

2020年ふりかえり【下半期】

こちらは、毎年年末に書いている個人的なふりかえり記事の下半期verです。上半期ふりかえりはこちら。 さて、怒涛の下半期を振り返っていきます。 7月 腹をくくる渦中では停滞を感じていたものの、大きな節目でもあったと思います。 6月はバイトがきついきついと言いつつ、周囲の迷惑とか考えてなかなか言い出せずにいたんですが、なんと店長がやめました……。笑 もうなんか、それでどうでもよくなっちゃったり、他にも理由は色々あったんですが、7月上旬のある日のシフト上がり、疲れ果てて回ら

2020年ふりかえり【上半期】

時代の変わり目激動の2020年もようやく終わりですね。今年はほんっっっっとにおつかれさまでした。よく生き抜いた。自分を褒めてあげたい。みなさんも自分を褒めてあげてください。 グレートコンジャンクション&ミューテーションを終えて、私個人としてはむしろ今から本番感が半端ないのですが、とりあえず暦の上ではもうすぐ一年が終わるらしいので、振り返ってみようかと。 ちなみに、この振り返り記事は、2018年から備忘録として続けているもので、毎月の雑感と書いた記事をピックアップする個人的

心と体の関係がよくなってきた。「脳の断捨離」アクセスバーズ2回目を受けてからの変化

HSPのためのアクセスバーズ体験会がとてもよかったので、ねこのしっぽのるなさん主催のサロンそらいろで、2回目のアクセスバーズを受けてきました! 受けたのは8月8日(木)。施術時間は60分です。 ◆HSPのためのアクセスバーズ体験会レポはこちら 念のために概要を説明しますと、アクセスバーズとは、頭にそっと触れるだけで不要な思い込みを消去してくれるという、通称「脳の断捨離」と呼ばれるヒーリングのこと。 るなさんは、ねこのしっぽの相方りえさんとの間で「人にやってもらう瞑想」

ここではないどこかへ

心の中に、ひとつの居場所に安定していたい気持ちと、縛られたくない気持ちが同居している。 穏やかな集まりに憧れる反面、同じ所に居続ければ飛び出したくなる。 好奇心が疼き、新しいもの、ここではないどこかの未知の可能性が気になって仕方なくなる。いてもたってもいられなくなる。 でも、できない。 何故なら私には呪いがかかっているから。 苦労して手に入れた居場所を手放せば、もう自分は終わってしまうというのではないかという恐怖に支配される。そして身動きが取れなくなり、安寧のぬるま

ぜんぶ、自分なんだ

私は時折、脳みそだけ、肉体を超えた存在になりたいと思う時がある。攻殻機動隊の素子さんとか憧れる。ああいう世界観は、現実にあるといやだな、とは思うけど。 自分の肉体がきらい。きらいだけど、すき、すきだけど、きらい。 たとえば体型。標準よりはるかに重い体重。これでも1番太っていた時よりは痩せたけど、あらゆる部分がだらしない。それに顔。見る人が見れば美人らしいけど、自分の顔面はそこまで好きではない。メイクするのは、自分の顔面が少しでもマシに見えるようにするため。 そんなことを

満月の夜に思うこと

月が満ちた。 空を見上げると、明るい満月と筋雲、そして少し離れたところにその明るさにも負けない金星が煌々と輝いているのが見えた。 実は最近、星読みに興味があって、それによると、月の満ち欠けやほかの天体との位置関係は、人の無意識に影響を与えるという。たとえば有名なところでいうと、満月の夜には凶悪犯罪が起きる、とか。 信じる信じないは別として、月の引力で潮の満ち干きが起きるように、我々の体にも何かしらの影響が起きていることは事実なのだと思う。 月が満ちていくにつれ、人は溜

あの頃をふり返ってみる

最近ふと、どん底時代の日記を読み返しました。 今でこそ、色々と前向きな事を言ったり、おこがましくも励ましの言葉なんかを人にかけたりしているけど、こんなこともあったんだな、と思わずしみじみ。 ちなみに私にとっての「どん底時代」とは、今からちょうど4年前。 転職の半年後、体調が悪化し仕事を辞めざるを得なくなった頃のことです。 その頃の日記をここに載せて、振り返ってみようと思います。 当時の自分を見つめ直して、今の自分の立ち位置、進んだ距離を再確認するために。そして、当時の

「現実」が少しずつ変わっていく感覚

ここ数ヶ月、わたしの人生がまた少しずつ動き出している感覚があった。ただあくまでそれはイメージの中での話で。けれど、最近「現実」も確かに変わってきているのだな、と感じた出来事があった。 * 先日、ツイッターのフォロワーさんと会った。 自分と向き合おうと思い始めたこの四年間で、初めて。 厳密に言うと、新しい出会いがないことはなかったけど、それらはカウンセラーやイメージコンサルタントといった目的と利害のある間柄だった。だから、純粋に新しく知り合った人に会うのは初めてだった。

旦那の話を書く裏側で、思っていること

今日は少し裏話的なことを書く。 * たくさん読んでくれる方はもうご存知だと思うけど、私はnoteで、ちょくちょく旦那の話をする。 エッセイに旦那が登場することは多いし、旦那が主題になることもある。 旦那とは、出会った頃から数えると、もうかれこれ10年以上のお付き合い。人生の半分近く一緒にいる。あと数年で半分以上になるのかな。そんな旦那は唯一、100%心を開ける相手。単純に見えて難解な性格で、なかなか人を信じられないわたしにとっての、唯一。 そして、引きこもり在宅ワー

言葉だけじゃ足りないんだ

ここ二日ほど、一人でも食事ができるようになってきた。チルド食品を温めたり、買い置きのプリンを食べたりとかその程度ではあるけど。何も食べないよりはマシだ、と思いたい。 これを調子が良くなってきたと見るべきか。 12月に久しぶりにひどいうつ状態になったのをきっかけに、一旦仕事(WEBデザイン)の受注を全て止めていた。そしてこの2ヶ月間、我慢していたことを試験的にやめ書くことばかりしてきた。 最近、仕事の受注を再開した。数日前に無理をして都内に出かけた。だから、多分そのせいで

年甲斐もなく甘えるということ

うつで動けないわたしのために、旦那が晩ご飯を作ってくれていた日。どうしても足りない材料があって、買い物に出なくちゃいけなくなった。 わたしたち夫婦は、ちょっと気持ち悪いくらい、いつも一緒だ。買い物も、どちらか片方だけで出る事はめったにない。わたしも旦那も寂しがりだからそういう距離感で落ちついているし、個室はなくてもわりと平気だ。 だから、すこししんどかったけど、買い物にはついていってあげたかった。気を張って頑張ってくれているのはとてもよく伝わったから、そんな旦那を寒い中ひ