見出し画像

駆け足で巡る ゲルハルト・リヒターとガブリエル・シャネル

この夏は
夏季休暇で帰省していた息子と
東北のある地方都市まで、
長距離ドライブを共にしました。

帰りは
新幹線乗り継ぐ旅。

東京で少し時間をとりました。

行っておきたいところが
あったのです。

ちょうどお盆の時期
台風の影響で不安定な空模様

東京の感染者数もまた増え続け
世の中は再びざわついていましたが、
短時間でいいから
少しぶらっと過ごしたい、
そんなわけで
単独、駆け足で巡ります。

あまりにも短い滞在なので
友人たちには事後報告


まずは
「東京国立近代美術館」
「ゲルハルト・リヒター展」へ


今年の初めに
大阪で観て以来、
密かに楽しみにしていて
行けたらいいなーと
漠然と思っていたのでした。

詳細については
いつかまた別に改めたいと思いますが、
テーマとして投げかけられるもの、
純粋に作品の放つものを
素人ながらに
真正面から受け止めた、
そんな印象が残ります。
なんでもそうですが、
バックグラウンドを知ると
観るものに深みが増します。

常設展もいいよ、
と聞いていたので
気になる作品を観て回りました。


ランチには
「VIRON」を予約していたので
その時間に合わせて
東京駅方面に戻ります。

美術館からは
タクシーが捕まらず
雨も上がっていたので
歩くことにしました。

最初は
雨上がりの太陽の日差しが
とても心地よかったのですが
半分くらいきたところで
いよいよ暑さが優って来て、
徒歩を激しく後悔しました。



皇居に沿って歩いてようやく
VIRONに到着!


やっと入荷したという
ムール貝と
冷え冷えのスパークリング
を少々
(最高に美味しかった!)
デザートも追加して
アイスクリームと
ジェラートの3種盛
(たくさんある中から
3つを厳選して。笑
こちらも最高!)

たっぷりのお茶。
ゆっくりと過ごさせてもらって
目下、家籠の私にとっては
至福のよき時間に。



そのあとは
近くの「三菱一号館美術館」
「ガブリエル・シャネル展」へ
こちらは偶然にも前日に
キャンセルがでたので
観に行くことができました。

予約制とはいえ
連日盛況。
人が多く、どなたもしっかり
鑑賞されている様子。
もちろん、私も。
時にはうっとりしながら
記憶に留めてきました。

フォトスポットでは
ちゃっかり
撮影もしていただきました。




図録を買うことを常としているのですが
ゲルハルト・リヒター展は
オンラインで購入できるので
現地での購入をやめて
(やっぱり重いし)
シャネル展では
「芸術新潮」から特集として
冊子が出ていたので
帰りの新幹線で読むのに
ちょうどいいな、
と、そちらを購入しました。


外は何度か雨雲が通過して
その度に一時的に雨が
強く降っていた様子です。
中庭の緑が雨の滴で
すっかり濡れていました。
私は運良く、いずれも
建物の中にいて濡れずに
済み、
備えていたのは日傘でしたので
心の中で
「それにしても私、ラッキーやわ」

つぶやいていました。笑
行きたいな、
とイメージしていたところ
全部巡りましたものね。


空模様もまたまた怪しいので
欲張ってうろうろせず
早めに東京駅へ。
コインロッカーから荷物を取り出し
スタバでゆっくりとお茶をしつつ、
EXカードで新幹線の席を取って
帰路につきます。
(平日の午後なので直前でも
席を取るのに困りませんでした。
チケットレスってホントありがたい)


お楽しみの富士山🗻は
残念ながら、
お目にかかれませんでしたが
厚い雲の切間から時折見える
オレンジ色の、
幾筋かの強い光が
とても幻想的でした。
もうこれで満足。




今日もおつきあいいただき
ありがとうございました。
よい一日を!




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?