イタリアの陽性率と致死率
・イタリア全体の陽性率(陽性/検査)は0.17で、他国とくらべてたいへん高い。
・陽性率は州によって大きく異なる。
・ポー川がつくる平原に沿って高い。地形すなわち人の行き来と密接に関係しているようにみえる。
・ただし東端のベネチアとトリエステは低い。
・ローマ以南は低い。そこは、陽性率が低いからか検査数が少ない。
・陽性率が高い州は致死率も高い傾向がある。
(2020年3月10日17時のデータを使用した。)
Positive/Test
0.00 - blue - 0.10 - yellow - 0.20 - red - 0.30
Death/Positive
0.000 - blue - 0.010 - yellow - 0.040 - red - 0.100
3月10日17時イタリア全土
05038 入院
00877 集中治療
02599 自宅待機
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08514 現在の陽性合計
01004 治癒退院
00631 死亡
10149 総症例(陽性)
60761 綿棒(検査)
日ごとの変化
毎日の検査数は日ごとに増えているから、少なくとも陽性率は下がってよいと期待するが、上がっている。致死率が上がってるのは、重症者を適切に治療できなくなってきたためか。
イタリアでは、すでに感染が広まっていたのを検査して見つけているにすぎないのではなく、いままさに感染が広まってるようだ。イタリアが全国に渡る綿密検査をして情報を迅速に詳しく公開してくれたから、ようやくこの理解に到達することができた。中国も、韓国も、日本も、情報開示が不十分で解釈不能だった。これからアメリカが猛烈に測るだろう。情報開示に期待する。日本には期待できない。
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