三宅島1983年10月噴火が残した堆積物

画像1 噴火割れ目の北端。割れ目はスコリアで埋まっていて、臭いガスをゆっくりと放出していた。白や黄色の昇華物が頂部に付着していた。
画像2 噴火割れ目から流れ出した溶岩。ハンマーでたたいているのは津久井雅志さん。
画像3 噴火割れ目の近くには牛糞火山弾が落ちていて、草が焼けていた。
画像4 噴火割れ目のすぐそばに降り積もったスコリア。表面1.5メートルは黒いが、その下は高温酸化して赤い。膝まづいて掘っているのは宮地直道さん。
画像5 掘って、噴火前の地表を出してみたら、下50センチのスコリアも黒かった。
画像6 急斜面に厚く堆積したスコリアは重力に引かれてクラックができていた。氷河と同じだ。
画像7 噴火割れ目を南に追うと新澪池にぶつかる。そこで池水とマグマがダイナミックに触れ合って水蒸気爆発が起こった。手前に飛散する白っぽい岩塊はそれで噴き飛んだもの。
画像8 新澪池北端の崖に噴火割れ目の断面が見えた。フィーダーダイクだ。割れた地表の両側に低いスコリア丘ができている。その上に水蒸気爆発による砂礫が堆積している。タフリングだ。
画像9 噴火割れ目の3.5キロ東側にある三宅高校で観察できたスコリア断面。下3分の2が2Pスコリア。新澪池から出た。
画像10 新澪池のすぐ南を通過する一周道路の上に散乱した岩塊。水蒸気爆発による。こうなる30分前に避難バスがここを通過したという。
画像11 噴火割れ目が海岸に到達したところにできた新鼻タフリングの断面。左下に溶岩が見える。
画像12 阿古小学校では、溶岩に放水してその前進を止める試みがなされた。

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