鬼押出し溶岩の上にのる吾妻火砕流

画像1 パノラマ
画像2 浅間園から2021年4月15日
画像3 浅間園から2018年6月4日9時
画像4 六里ヶ原から2015年11月4日
画像5 浅間園から2015年9月22日
画像6 鬼押出し溶岩は、1783年8月2日に浅間山頂火口から北に向かって流れ始めた。8月4日午後、前進する溶岩の上に吾妻火砕流が覆いかぶさった。厚さ8メートルほどの溶結した堆積物が溶岩の上にのったが、その後も溶岩が前進を続けたため割れてブロックに分かれた。ただし、手前左のなめらかな溶岩側端崖の上には吾妻火砕流がのっていない。そのとき上流にあった溶岩高まりを吾妻火砕流が避けて左右に流れ分けたからだ。ここから北北東に伸びる一角には吾妻火砕流が届いていない。遠方の溶岩の上にものっていない。火砕流後に流れ下ったのだろう。

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