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心霊モノのススメ
GW明けまで自宅待機になってしまいました。
どうしたもんかなーと預言者は思いました。
まぁ、アマプラで映像でも見ようと思い、立ち上げますと。
ほんとにあった呪いのビデオ?
心霊盂蘭盆?
あれ?
あれ?
あれ?
あれれ?
アマプラに心霊モノ増えてる!
大歓喜!ということで心霊モノを延々垂れ流してる4月。
演劇やってる人のnoteなのに心霊モノの投稿多いばっかです。
けど、心霊モノ=オカルトってすごくすごく面白いというか、演劇とか映像とかメディアやってるなら絶対学んでおかないといけないレベルのジャンルの一つだと思うんですよね。
個人的にはそこにもう一つ、エロがあるんですけど。
だって考えてみてください。
エロと心霊ってYouTubeみたらわかると思うんですけど、確実に再生数を稼いでるジャンルじゃないですか?
この二つは絶対的に夢があるってことと、流行の最先端をスピード感を持ってやれるジャンルなんですよね。
上の二つはいずれ語るものとして、今日は、心霊モノの楽しみ方について語っていこうと思います。
この方法さえ知っていれば、心霊モノはちょっと抵抗がある、怖いという人も楽しめ、そうじゃない余裕で見れる人は何倍も楽しめるはずです。
◼️心霊モノの楽しみ方
①心霊モノはアハ体験だ。
お分りいただけただろうか…?
2020年現在、人気シリーズ「ほんとにあった呪いのビデオ」「闇動画」「封印映像」をはじめとする心霊投稿モノと呼ばれるシリーズは凄まじく露骨な霊現象ばかりだが、昔はそんなことなかった。
ほんとにあった呪いのビデオの初出は1999年。
初期作品は、「え?霊?」というようなしょぼい現象が多い。
リプレイされなきゃ分からないのは当然。リプレイされたところで「で、何?」というようなものも多い。
さらに当時の技術不足か、いわゆる霊現象が起こる箇所というのは画面の隅ばかりだったり、黒背景、窓、鏡などしぼられている。
見ていくに従ってあなたの霊感知探知スキルは、メキメキ上達してしくはずである。なので、誰が一番最初に霊を見つけられるか競争してみよう。
最終的には、リプレイ前に見つけることができるようになってるはずだ。
リプレイ前に見つけられれば、尊敬の眼差しで見られるはずだ。
②鍋など長時間食べられるものを準備してみる
オススメは赤から…!
「ほんとにあった呪いのビデオ」などの心霊投稿モノはだいたい1時間くらいの尺がある。
このうち心霊映像が流れるのはせいぜい15分程度。
あとの45分はインタビューやドキュメンタリー部分などの導入だ。
霊現象だけ見たい人は飛ばせば済む話なのだが、如何せん導入部分がないとどうにも面白さにかけるものばかりなので(物語ってとても大切だと学べる!)、もし早送りするにしても、我慢して1.5倍速くらいまでにしてほしい。
ただ話を完璧にわかる必要はなく、要所要所を聞き逃しても、ご丁寧にテロップで説明が入るのでご安心を。
心霊投稿モノはいっぺんに3作品くらい見るのがセオリーなので、約3時間ほどの長丁場になる(当然1作品でハズレを引いたらたまらないので、余分に見るよう準備しておく。映画だって2時間だ。二郎だって3回目で初めてうまさがわかることもある)
この長ーい時間を攻略するコツは、鍋などの長時間時間を潰せる食べ物と一緒に見るということだ。
心霊モノは躍起になって見てしまうと、さきにも書いたがとても無駄な時間を過ごしたと思いかねない作品も多い。演劇と一緒だ。
鍋をつつきながら、ながらで見て、煮込まれてる時間はがっつり見る。つまらなかったら、つまらんとツッコミを入れながら見るくらいがちょうどいい。
僕の場合、鍋の他にも手巻き寿司や焼肉、薬味満載のそうめんなんかも心霊投稿モノには良く合う。
③どうやったら盛り上がるか考える
盛り上がってる部分と盛り上がってない部分がある
なんてことはないドキュメンタリー部分の多い心霊投稿モノ。
鍋をやっていても盛り上がりに欠ける時が絶対来る。
その時こそが勝負どころである。
自分たちで盛り上げるしかない。
結局のところ、映画であろうとボードゲームであろうと自分たちがどのようにそのコンテンツを面白がれるかというところが一番大事なのである。
クソコンテンツだろうが僕たちが面白がれれば十二分に楽しめるわけだ。
例えば「おっぱい」が出たら、どんな興味のない場面でも躍起になって見るとか、怖い効果音に合わせて各自が想定する楽器をエアーで奏でる。とかそういう積み重ねでコンテンツはもっと面白くなる。
これを映画でやれというのは酷だが、心霊投稿モノだったら気兼ねなく楽しめると思う。
以上、どうでしょうか?
オカルト・ホラーが見たくなってきたのではないでしょうか?
百聞は一見にしかずなので、まずは鑑賞なさってみてください。
思わぬ名作と出会える可能性がありますよ。
と、まぁ、なぜこんなくだらないことをつらつら書いたかというと、
ほん呪の初期作品群を見ていて、リアルな演技について思うことがあったからなんですよね。
ということで、次回は演劇人らしく、オカルトから考えるリアルな演技論を書こうと思います。
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